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バーナード・ホプキンス(前編)

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ボクシング史上初めて主要4団体の世界タイトルを統一した死刑執行人

バーナード・ホプキンスは、IBF世界ミドル級タイトルを20回防衛し、ボクシング史上初の主要4団体タイトル統一を果たした伝説のボクサーです。試合運びが巧みで、相手の良さを消してしまう老獪なボクシングが持ち味。40歳を過ぎて、今なお世界のトップ戦線で戦い続ける姿は「すごい」としか言いようがありません。

入場時にマスクをかぶり、腕をクロスさせた後、喉をかき切るパフォーマンスをすることから、「死刑執行人」のニックネームを持っています。管理人は、バーナード・ホプキンスほど、ヒール(悪役)が似合うボクサーを他に知りません。試合前は必ずと言っていいほど、ブーイングを浴びています(笑)。管理人の中では「ボクシング史上最強のヒール」です。

悪役イメージのバーナード・ホプキンスですが、ボクシング技術は超一級品。特に、試合運びとカウンターの上手さはボクシング界を代表すると言っても過言ではないと思います。また、ボクシングの幅が広く、インファイト、アウトボクシングのどちらもこなすことができる万能ボクサーで、相手の嫌がるボクシングに徹する強さがあります。

今や「戦う伝説」となったバーナード・ホプキンスですが、プロデビュー戦は黒星でした。今から20年以上前の1988年の出来事です。再起後は、連勝を重ね、1993年にロイ・ジョーンズと空位のIBF世界ミドル級タイトルをかけて激突しますが、12ラウンド判定負け。初の世界タイトル挑戦は失敗に終わりました。

のちに「伝説」と呼ばれるロイ・ジョーンズ戦に敗れたバーナード・ホプキンスですが、ここから彼自身の「伝説」が始まります。1995年に初の世界タイトルとなるIBF世界ミドル級タイトルを獲得。その後、順調に防衛を重ねて、2001年4月にはWBC世界ミドル級チャンピオン、キース・ホームズと統一戦を行い、12ラウンド判定勝ちでWBCタイトルも手中に収めます。

2001年9月には、3階級制覇を達成したプエルトリコの英雄、WBA世界ミドル級チャンピオンのフェリックス・トリニダードと3団体統一戦を行い、12ラウンドTKO勝ちで3つの世界ベルトを手にします。全勝のフェリックス・トリニダードがバーナード・ホプキンスの老獪なボクシングに潰された試合でしたね。

そして、迎えた2004年9月。バーナード・ホプキンスがボクシングの歴史に新たな1ページを書き加えます。ボクシング史上初の6階級制覇を達成したWBO世界ミドル級チャンピオン、オスカー・デラホーヤと4団体統一戦を行い、9ラウンドKO勝ち。最強のヒールが生粋のベビーフェイスを打ち破り、ボクシング史上初めて主要4団体の世界タイトルを統一します。

管理人は、バーナード・ホプキンスの強烈な左ボディーでオスカー・デラホーヤが崩れ落ち、転げ回る姿を一生忘れないでしょう。「死刑執行人」は中量級を引っ張ってきたフェリックス・トリニダードとオスカー・デラホーヤの2大エースをどちらもKOで葬ったのです。

バーナード・ホプキンス(後編)へ続く

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