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エドウィン・バレロ

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全勝全KO勝ちを続ける脅威のチャンピオン

全勝しかも全KO勝利を続けるボクサーは世界中にほんのひと握りしかいません。ベネズエラ出身のエドウィン・バレロもその一人。2008年4月現在、現役の世界チャンピオンで全勝全KOの快進撃を続けているボクサーはバレロしかいないんです。

全勝ボクサーの魅力は何と言っても「まだ底を見せていない潜在能力」です。負けたことがないのですから、その実力の限界がどこにあるのか、戦っている本人にもわからないでしょう。全勝ということは、無限の可能性を秘めているということなんです。さらにバレロの場合、全試合KO勝利を収めているのですから、注目を集めないわけがありませんよね。

バレロは現在、日本の帝拳ジムに所属しています(ちなみに、ホルヘ・リナレスも帝拳ジムに所属しているベネズエラ出身のボクサーです)。管理人が初めてバレロの試合を観たのが2006年。WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン、ビセンテ・モスケラに挑戦し、10ラウンドTKO勝ちで見事に世界タイトルを奪取したのですが、このときは「乱暴なボクシングをする選手だな」という印象でした。「攻撃はすごいけど、守備はザル」です。

バレロのボクシングスタイルはまさに攻撃重視。パンチが出しやすいように、左右のガードを下げて戦うので、相手のパンチをもらってしまう危険性があるのですが、前に出る突進力とパンチ力はすさまじく、ほとんどの試合で3ラウンド以内に相手をKOしているんです。バレロの持ち味である攻撃力が最大限に活かせるような戦い方に徹していますね。

ただ、タイトルを獲得したモスケラ戦でダウンを喫したように、バレロは決してディフェンスが上手いボクサーではなく、打たれ強いボクサーでもないので、パンチ力がある相手と戦った場合、一撃でやられてしまう可能性があります。「倒すか倒されるか」のボクシングなので、誰が観てもわかりやすいのは魅力的ですけどね。

スーパーフェザー級は、ファン・マヌエル・マルケス、マニー・パッキャオ、ホアン・グスマンをはじめ、素晴らしいボクサーが集まる激戦区で、パンチ力だけでは生き残れない階級です。今後は持ち味の攻撃力を殺すことなく、いかにディフェンスとスタミナを強化するかが課題となるでしょう。特にディフェンスは大きな強化ポイントです。

激戦区スーパーフェザー級の中でも、全勝全KO勝ちを続けるバレロは大きな存在感を放っているので、今後はビッグマッチが期待できますね。個人的にはマニー・パッキャオとの統一戦が観たいです。管理人の評価では、スーパーフェザー級最強はホアン・グスマン、2番手にマニー・パッキャオ、3番手にファン・マヌエル・マルケスですが、この三強に唯一食い込んでいける可能性があるボクサーがバレロだと思います。

バレロの打たれ弱さやスタミナ不足を指摘する声があるように、管理人もバレロの真の実力がどの程度なのか全くわからない状態です。ただ、この調子で安定感のあるボクシングを続けることができれば、ビッグマッチが自然と用意され、そこでバレロの真の実力を見ることができるのではないかと期待しています。デビューからの連続KO記録はアセリノ・フレイタスが持つ29。バレロがこの記録を更新できるかどうかも大きな楽しみ。無限の可能性を秘めたハードパンチャーの行方から目が離せませんね。

エドウィン・バレロのプロフィール

本名 エドウィン・バレロ
誕生日 1981年12月3日
ニックネーム KO ダイナマイト
戦績 24戦全勝24KO
獲得タイトル
  • WBA世界スーパーフェザー級タイトル
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