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新旧対決の行方は?アラン・グリーン対グレン・ジョンソン

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スーパーミドル級12回戦(スーパー・シックス)

WBA世界
スーパーミドル級7位
アラン・グリーン(アメリカ)
戦績:31戦29勝20KO2敗
元IBF世界ライト
ヘビー級チャンピオン
グレン・ジョンソン(ジャマイカ)
戦績:66戦50勝34KO14敗2分

試合内容

スピード豊かな強打者のアラン・グリーンが、スーパー・シックスのグループステージ3で大ベテランのグレン・ジョンソンと拳を交えます。アラン・グリーンはジャーメイン・テイラー、グレン・ジョンソンはミッケル・ケスラーに代わっての参戦で、どちらも決勝トーナメント出場の可能性を残しています。

スーパー・シックス初参戦となったアンドレ・ウォード戦は本来の力が発揮できず完敗を喫したアラン・グリーン。持ち味のスピードと連打を生かして初勝利をあげることができるでしょうか?それとも、百戦錬磨のグレン・ジョンソンが強打と経験を生かして初参戦初白星を飾るのでしょうか?決勝トーナメント出場の行方を左右する新旧対決です。

試合はお互いが主導権を握るため、1ラウンドから積極的にパンチを出すスリリングな展開で始まります。アラン・グリーンもグレン・ジョンソンも左ジャブを出しながら右ストレートを打ち込む作戦のようです。アラン・グリーンは中間距離で、グレン・ジョンソンは接近戦で勝負したいところですね。

「ジョンソンはガードを固めて1ラウンドからガンガン勝負しているよ。グリーンはかなりプレッシャーを感じているみたいだけど、序盤を上手くしのげると、後半勝負に持っていけそうだぞ」というのが序盤の感想です。

試合が動いたのは3ラウンド終了間際。グレン・ジョンソンが体をぶつけてアラン・グリーンをロープに追い詰めると、強烈な左右のフック、右アッパーを突きあげ、アラン・グリーンをロープに釘付けにします。アラン・グリーンはグレン・ジョンソンの圧力、連打をモロに受けて、逃げ切れなくなっています。

4ラウンドが始まると、グレン・ジョンソンがガードを固めて一気に勝負に出て、体ごとアラン・グリーンをロープに押しつけて左右のパンチを連打!グレン・ジョンソンのボクシングは決して綺麗なボクシングとは言えませんが、対戦相手が嫌がるボクシングに徹する強さがありますね。

5ラウンドはアラン・グリーンが距離を取ってグレン・ジョンソンの上手くいなしてペースを取り戻しますが、6ラウンド残り30秒、グレン・ジョンソンが強烈なワンツーをアラン・グリーンのアゴに叩き込み、簡単に主導権を渡しません。アラン・グリーンが動きまわって距離を保てるか、グレン・ジョンソンが前に出て打ち続けられるか、我慢比べになってきましたね。

「グリーンもジョンソンも相当苦しそう。どっちが自分のボクシングを貫けるかな?」と思っていると、8ラウンド開始直後、グレン・ジョンソンが軽い左ジャブで距離を測ると、強烈な右ストレート、左フック、右ストレートの3連打をアラン・グリーンに叩き込み、アラン・グリーンがダウン!

ダウンしたアラン・グリーンは「ラビット・パンチだ」と主張しながら立ち上がろうとしますが、足元がフラフラで、10ラウンド以内にファイティングポーズを取ることができず勝負あり。スーパー・シックス初参戦のグレン・ジョンソンがアラン・グリーンに8ラウンドKO勝ちを収め、決勝トーナメント進出に一歩近づきました。

グレン・ジョンソンの経験がアラン・グリーンを圧倒した試合でしたね。これまで数多くの強豪と戦い、「苦戦慣れ」しているグレン・ジョンソンが、アラン・グリーンにペースを握らせず、最後は見事なKO勝ちを飾りました。パンチと体のキレも良く、存在感を大いにアピールしたのではないでしょうか。

ライトヘビー級では小柄なグレン・ジョンソンですが、減量苦さえ克服できれば、スーパーミドル級に階級を下げたほうがパワーとタフネスをより発揮できるかもしれませんね。「ジョンソンがスーパー・シックスの台風の目になるかも」と思わせてくれる見事な試合だったと思います。今後も大ベテランのグレン・ジョンソンに注目です。

試合結果

試合結果 グレン・ジョンソンが8ラウンドKO勝ちでスーパー・シックス初参戦初勝利。敗れたアラン・グリーンは予選敗退が決定。
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