「世界ボクシングパーフェクトガイド2010年版」に続き、「世界ボクシングパーフェクトガイド2011年版」を買いました。順調にスターの階段を駆け上がるボクサー。まさかの王座転落となったボクサー。乱暴な言い方ですが、「やって(戦って)みないと分からない」ところがボクシングのおもしろさなんですよね。
「世界ボクシングパーフェクトガイド2011年版」の巻頭特集は超激戦区のスーパーライト級とフェザー級戦線。特に管理人が全17階級で最激戦区だと考えているスーパーライト級の特集が興味深かったです。
アルーミ・カーン、ティモシー・ブラッドリー、デボン・アレキサンダー、マルコス・マイダナ、ルーカス・マティセ、ザブ・ジュダー。どの組み合わせもボクシングファン必見の好カードですね。何度でも観たいカードばかりです。
最激戦区のスーパーライト級でトップに立つことは、ひとつ上のウェルター級を主戦場とする「パウンド・フォー・パウンド」マニー・パッキャオへの挑戦権を獲得するチャンスをグッと引き寄せることを意味します。
これから最激戦区スーパーライト級の凄まじい潰し合いが始まることは必至。勝ち残ったボクサーは必然的にボクシング界の中心へ歩みを進めるでしょう。誰が生き残るのか?めちゃめちゃ楽しみですね。
ちなみに、管理人は2011年5月ならティモシー・ブラッドリー、1年後の2012年5月ならアルーミ・カーンが本命だと思います。「誰が誰といつどの会場で戦うのか?」がサバイバルマッチの大きなカギを握りそうです。ボクシングの相性も大きく勝敗を左右しそうですね。
「世界ボクシングパーフェクトガイド2010年版」に続き、ボクシング界の主役「最強の戦う伝説」マニー・パッキャオ特集もおもしろいですよ。2011年版は「次のターゲットは誰だ?」と題してマニー・パッキャオの対戦相手候補をリストアップしています。
ファン・マヌエル・マルケスやセルヒオ・マルチネスの名前が挙がっていますが、ボクシングファンが本当に期待する対戦相手は一人しかいないでしょう。「時空を超越する最速のスピードスター」フロイド・メイウェザー。
「最強のボクサー」と「最速のボクサー」が拳を交えるドリームマッチはこのまま夢物語に終わってしまうのでしょうか?それとも、大どんでん返しがあるのでしょうか?ボクシングの女神が微笑むとうれしいですね。
そのほか、ジョー小泉さんと浜田剛史さんが全17階級でトップボクサー6人をセレクトし、ランキングを付けた「全17階級オールガイド」やアマチュアのボクシング大国、キューバ出身のボクサー特集、オスカー・デラホーヤ率いるゴールデン・プロモーションズの特集が興味深かったです。
特に「全17階級オールガイド」はジョー小泉さんと浜田剛史さんが各階級ごとにボクサーをランク付けしているので、「主要4団体のチャンピオンで誰が一番強いのか?」の参考になると思います。あなたが選ぶ各階級のナンバーワン・ボクサーと比較するとおもしろいですよ。
世界ボクシングパーフェクトガイド2011年版
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