不完全燃焼の初戦が火種!新旧スター対決の再戦は激戦必至か?
18歳の年齢差がある因縁の2人がリング外で火花を散らしました!WBC世界ライトヘビー級チャンピオンのバーナード・ホプキンスと元チャンピオンのチャド・ドーソンが2月22日(日本時間2月23日)ニューヨークで記者会見を行い、4月28日(日本時間4月29日)に行われる因縁の再戦へ向けて意気込みを語りました。
バーナード・ホプキンスとチャド・ドーソンの初戦は、チャド・ドーソンの2ラウンドTKO勝ちがコールされましたが、WBC(世界ボクシング評議会)がレフェリーの判断ミスを認め、後日、訂正された結果、バーナード・ホプキンスの元にベルトが戻ってくる因縁の試合になりました。
この結果に納得のいかないチャド・ドーソンは激しく抗議!今回の再戦を「真の勝者を決める舞台」と位置付け、「打倒、ホプキンス」とタイトル奪取に並々ならぬ闘志を燃やしています。
「バーナード・ホプキンスは初戦でオレのフィジカルの強さを身をもって体験し、何もできなかったことに気付いたはずだ。アイツはオレより大きくて強いと思ってるみたいだけど、守ってくれる人がいないリングの中で証明してみろよ」と過激な発言を連発!
一方、2012年1月に47歳を迎えたチャンピオンのバーナード・ホプキンスは、暴言を連発する29歳の挑戦者に対して、「オレは口を閉じてだんまりを決めることにしよう。リングでやるべきことを実行するよ」とオトナの対応。
「ありゃ?予想外におとなしいなあ」と思っていたら、その直後に「(初戦の直後から不満ばかり口にしている)チャド・ドーソンはメンタルが本当に弱いな。試合終盤の苦しいときこそ、メンタルの強さが勝敗を分けるんだ」と強烈な先制「口撃」を仕掛けました。
再戦のキャッチコピーは「Once And For All」。「きっちりと、これを最後に」を意味するキャッチコピーの舞台は2人の因縁を終わらせる「最終決戦」となるのでしょうか?新旧スーパースターが火花を散らすリマッチは4月28日(日本時間4月29日)ニュージャージー州のアトランティック・シティでゴングを迎えます。チャド・ドーソンがちょっと有利かな?