2011年の「ファイター・オブ・ザ・イヤー」は「神の子」アンドレ・ウォード
ボクシング雑誌「The Ring Magazine」の公式サイトで、読者(ユーザー)が選んだ2011年の「ファイター・オブ・ザ・イヤー」が発表されました。
栄冠に輝いたボクサーは「神の子」のニックネームを誇るアンドレ・ウォード。超激戦区スーパーミドル級最強を決める「スーパーシックス・トーナメント」で世界屈指の強豪を連破して優勝を勝ち取った全勝のスーパースターです。
【Photo:The Ring Magazine】
「リングマガジン」読者が選んだ2011年「ファイター・オブ・ザ・イヤー」
第1位 | アンドレ・ウォード |
第2位 | ノニト・ドネア |
第3位 | セルヒオ・マルチネス |
第4位 | ブランドン・リオス |
第5位 | ホルヘ・アルセ |
第2位はフェルナンド・モンティエルに衝撃のKO勝利を飾った「フィリピンの閃光」ノニト・ドネア。ちなみに、ノニト・ドネアがフェルナンド・モンティエルを撃破した試合は、2011年の「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー」に輝いています。
第3位は「驚異の男」セルヒオ・マルチネス。2011年は1試合しか戦っていませんが、全勝のセルゲイ・ジンジルクから5度のダウンを奪う圧倒的な勝利で、世界中のボクシングファンに強烈なインパクトを残しました。
第4位のブランドン・リオスと第5位のホルヘ・アルセは個人的に意外でした。アメリカのボクシングファンの好みが反映された興味深いランキングですね。ちなみに、第6位はブライアン・ビロリアでした。
2011年の最優秀ボクサーに輝いたアンドレ・ウォードは「これが終わりじゃない。これが始まりだ。僕はまだ若く、試合ごとに成長している。理想のボクシングにたどり着く道のりは長いよ。第2章が楽しみだね」と語りました。
抜群のスピードとクレバーな戦術で超激戦区のトップに君臨する「神の子」アンドレ・ウォード。さらなる理想を追い求める若きスーパースターの第2章は、ボクシング界にどのような衝撃を与えるのでしょうか?「神の子」の第2章に注目しましょう。