ティモシー・ブラッドリーとファン・マヌエル・マルケスが名勝負を力強く宣言

ボクシング界のトップで活躍する両雄が名勝負を宣言です！無敗の快進撃を続ける2階級制覇チャンピオンのティモシー・ブラッドリーと4階級制覇チャンピオンのファン・マヌエル・マルケスが10月12日（日本時間10月13日）に行われるWBO世界ウェルター級タイトルマッチの記者会見で激闘をアピールしました。

ボクシング界の頂点を走り続けたマニー・パッキャオから勝利を手にした両雄の対決！対戦が決まった直後から「ブラッドリーが勝つ姿もマルケス兄ちゃんが勝つ姿も頭に浮ぶなあ。すごいKOで終わりそうな気がするけど、うーん、どっちが勝つんだろう？早く試合が観たい！」とテンションが上がりまくりです！

まずはWBO世界ウェルター級チャンピオンのティモシー・ブラッドリー。「少しふっくらした姿」で記者会見に登場しました。2013年8月に40歳の誕生日を迎える「メキシコの戦う伝説」ファン・マヌエル・マルケスをリスペクトしながら、大一番に向けた意気込みを語りました。

【Photo:The Ring Magazine】

「試合を受けてくれたマルケスに感謝したい。彼はボクシング史上最高のハートを持つ戦う伝説だ。10月12日が終わった瞬間、オレは『パウンド・フォー・パウンド』の仲間入りを果たすことになる。簡単な試合じゃないことは百も承知だ。歴史に残る激闘になるぜ」

無敗の快進撃を続けているティモシー・ブラッドリーですが、最近2試合は、マニー・パッキャオに大論争を巻き起こす判定勝ち、ルスラン・プロボドニコフにKO負け寸前の僅差の判定勝ちでした。ファン・マヌエル・マルケス戦は実力を証明するための正念場の戦いになりそうですね。

一方、挑戦者のファン・マヌエル・マルケスは「シャープなシルエット」で登場。高級スーツに身を包み、落ち着いた口調でコメントする姿は「ウォール街で働くエリートビジネスマン」のプレゼンを見ているようです。勝てば、5階級制覇がかかる大一番を冷静に分析しました。

【Photo:The Ring Magazine】

「10月12日はファンに名勝負をプレゼントしたい。ブラッドリー戦はスピードが勝負のカギになると思う。トレーニングは順調で、試合に集中できている。ブラッドリーはすばらしいボクサーだ。でも、試合後、ベルトを腰に巻くボクサーは私だと信じているよ」

記者会見のVTRをチェックした率直な感想は「ブラッドリーは少し気負ってるみたい。直前の2試合について、いろいろ言われているんで、プレッシャーがあるんだろうなあ。逆に、マルケスは落ち着きまくってるよ。パッキャオに快勝して、あらゆるプレッシャーから解き放たれた感じだね」です。

マニー・パッキャオを打ち破った2人のボクサーが激突する注目のビッグマッチ。マニー・パッキャオ戦で世界を震撼させた「カウンターの名手」ファン・マヌエル・マルケスに対して、ティモシー・ブラッドリーはどんな作戦で勝負するのでしょうか？うわー、考えるだけで楽しすぎます！

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