存在感を示したいティモシー・ブラッドリー!初戴冠を狙うルスラン・プロポドニコフ
2階級制覇チャンピオンのティモシー・ブラッドリーが、悲願の世界タイトル奪取を狙うルスラン・プロポドニコフと激突するWBO世界ウェルター級タイトルマッチが今週末に迫ってきました!ティモシー・ブラッドリーの注目の初防衛戦ですね。
無敗の快進撃を続けるティモシー・ブラッドリーは2012年6月に「パウンド・フォー・パウンド」マニー・パッキャオを撃破。自らの拳でスーパースターの扉をこじ開けましたが、足を負傷してしまい、しばらく休養に専念したため、初防衛戦は9か月ぶりの試合です。
マニー・パッキャオに7年ぶりの黒星をつけたことで、まばゆいスポットライトを浴びることになったティモシー・ブラッドリー。さらなるビッグマッチのカギを握る待望の初防衛戦に向けた意気込みと新しく芽生えた責任感についてコメントしました。
「世界中のボクシングファンは、オレが誰なのかを知っている。オレの名前を知っているんだ。これからは『ブラッドリー』の名前に恥じる戦いや振る舞いをすることは許されない。だから、ファンのサインや写真撮影も時間の許す限り応じるようにしているんだ」
【Photo:The Ring Magazine】
「2013年は、もっとエキサイティングな試合をして、もっとたくさんのファンにオレのボクシングを好きになってもらいたいね。プロポドニコフはすばらしいボクサーだ。でも、ファンの期待に応えるボクシングで、プロポドニコフを圧倒することを約束するよ」
ティモシー・ブラッドリーは、ボクシング界を代表するスーパースターのマニー・パッキャオに勝ったことで、自分の中に新しい責任感や自覚が芽生えたことを複数のメディアに語っています。賛否両論のあったマニー・パッキャオ戦でしたが、人生を変えるターニングポイントになったことは間違いないようです。
ティモシー・ブラッドリーのボクシング技術の高さは誰もが認めるところだと思います。「完全決着でファンを熱狂させるエキサイティングな試合」を重ねれば、自然とファンも増えるのではないでしょうか?
一方、初の世界タイトル挑戦となるルスラン・プロポドニコフは、ロシア出身のタフなファイター。ガードを高く構えて距離を詰め、射程距離まで近づくと上下に力強いパンチを打ち込むスタイルで、無敗のティモシー・ブラッドリーからタイトルを奪取できるでしょうか?
世界中のボクシングファンが注目するティモシー・ブラッドリーの初防衛戦。「人気アップ」を2013年の目標に掲げる無敗の2階級制覇チャンピオンは、ロシアの刺客を撃破して、ファンの拍手を浴びることができるでしょうか?3月16日(日本時間3月17日)、決戦のゴングです!
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2013/03/07 | ティモシー・ブラッドリーが語るルスラン・プロポドニコフ戦の喜び |
キャリア | ティモシー・ブラッドリー |
テレビ視聴 | 4月22日(月)21時からWOWOWでオンエア。視聴の詳細は「WOWOW公式サイト」をご覧下さい。 |