ポール・マリナッジは最高の舞台でエイドリアン・ブローナーを撃破できるか？
2階級制覇の「マジックマン」は「問題児」を拳で黙らせることができるでしょうか？WBA世界ウェルター級チャンピオンのポール・マリナッジが6月22日（日本時間6月23日）に対戦するエイドリアン・ブローナーの印象と繰り広げられる舌戦についてコメントを発表しました。
「ブローナー戦は、キャリアのターニングポイントになる戦いだ。オレにとって、願ってもないテストマッチになるだろう。世間から高い評価を受けているブローナーに勝つことができれば、オレの評価も跳ね上がる。勝つことに大きな意味があるよ」
「一部のボクシング関係者やファンと違って、オレはブローナーを過大評価したりしない。フロイド・メイウェザーのマネばかりする個性のかけらもないボクサーがスーパースターだって？ふざけるのもいい加減にしてくれ。オレがヤツの腐った世界観を終わらせてやる」
ポール・マリナッジ、ヒートアップしまくりじゃないですか！負けん気が強いことで有名なポール・マリナッジと「おしゃべり」で有名なエイドリアン・ブローナー。試合前から激しい舌戦を繰り広げている理由は、エイドリアン・ブローナーの一線を越えた発言がきっかけでした。
「ボクシングのことなら、何を言われても構わない。プロボクサーに舌戦はつきものだからな。でも、オレの家族やプライベートについて悪態をつくことは絶対に許さない。ヤツはルールを知らない本物のアホだ。リングの上で必要なルールを叩き込んでやる」
北中米に限って言うと、PPVのイベントを盛り上げるための「トラッシュ・トーク」は「ボクシングの話題に限る」という暗黙のルールがあります。でも、ときどき家族や恋人の悪口、触れられたくない過去を全国放送で暴露して、火に油を注ぐボクサーが登場するんです。
今回のエイドリアン・ブローナーはまさにニックネーム通りの「問題児」で、対戦が決まった直後からポール・マリナッジのプライベートを「徹底口撃」。その結果、両者が激しい舌戦を繰り広げる「ノー・リスペクト状態」が続いているんです。
最近は、ルーベン・ゲレロ（ロバート・ゲレロのパパ）やアンヘル・ガルシア（ダニー・ガルシアのパパ）のように、リングで戦うボクサーよりパパが目立つ「トラッシュ・トーク」が多いのですが、ポール・マリナッジとエイドリアン・ブローナーは真っ向からやり合っています。
かつてない激高で感情をあらわにするポール・マリナッジ。怒りの「マジックマン」は言いたい放題の「問題児」に、きついお仕置きをすることができるでしょうか？数々の修羅場をくぐり抜けているポール・マリナッジの「勝ちにこだわる作戦」に注目したいです！
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| テレビ視聴 | 6月23日（日）午前11時からWOWOWで生中継。視聴の詳細は 「 若きスーパースターの挑戦を受ける新旧スピードスター対決です！ |
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