ダニー・ガルシアとレイモント・ピーターソンが王座統一をかけて2015年に激突か?
同じイベントに登場し、勝利を飾った2人の世界チャンピオン。WBAとWBCの2本のベルトを保持する統一チャンピオンのダニー・ガルシアとIBFチャンピオンのレイモント・ピーターソンが「激戦区スーパーライト級の最強チャンピオン」の称号をかけて2015年に対戦するプランが浮上しています。王座統一戦はわかりやすくて大好きです!
まずは「スーパーライト級の第一人者」として、すっかり定着したダニー・ガルシア。2014年8月に行われたノンタイトルマッチでロッド・サルカと対戦し、文句なしのKO勝利を飾っています。簡単に言うと「実力差がありすぎたマッチメイク」でしたね。全勝のダニー・ガルシアの良さばかりが目立った試合でした。
ロッド・サルカに何もさせず、改めて実力を証明したダニー・ガルシアは次戦について「もちろん、ビッグネームと戦いたい気持ちはあるけど、プロモーターとチームが選んでくれた相手なら、誰とでも戦うよ」とコメントを発表しています。ダニー・ガルシアが語った「ビッグネーム」はフロイド・メイウェザーで間違いないのですが、今のところ、実現は難しそうな雰囲気です。
【ロッド・サルカ戦の勝利に満足!丁寧にインタビューに答える好青年です】
一方、IBFチャンピオンのレイモント・ピーターソンは「ぜひガルシアと戦いたいね。ガルシアを『スーパーライト級最強』と評価しているファンやメディアが多いことに不満があるわけじゃないんだ。でも、他団体のチャンピオンに勝ってタイトルを統一して初めて『スーパーライト級最強』って言えるんじゃないかな?」と対戦を切望しています。
ダニー・ガルシアの父で、トレーナーのアンヘル・ガルシアが「ダニーとピーターソンの王座統一戦?格が違うよ」と両雄の対戦をやんわりと否定したのですが、ダニー・ガルシアがフロイド・メイウェザーと対戦する可能性が限りなくゼロに近くなってしまったことで、最近になって、ダニー・ガルシア対レイモント・ピーターソンの王座統一戦の話題が急に増えてきました。
ちなみに、ダニー・ガルシアとレイモント・ピーターソンが所属するゴールデンボーイ・プロモーションズのオスカー・デラホーヤは「もちろん、王座統一戦の可能性はあるよ。チャンピオン対決は、いつの時代もファンが期待する最高のカードだからね」とダニー・ガルシアとレイモント・ピーターソンの対戦に含みを持たせています。
おしまいに、ダニー・ガルシアもレイモント・ピーターソンも2015年の春に次戦を予定しています。将来、ウェルター級へ転向することを表明しているダニー・ガルシアが、スーパーライト級最後の試合でレイモント・ピーターソンと王座統一をかけて激突するプランは悪くないと言いますか、すごく魅力的じゃないかな?意外と接戦になりそうな気がします。実現するかな?