ゲンナディ・ゴロフキン「最も対戦したいボクサーはWBC王者のミゲール・コット」
ミドル級のメガマッチを熱望です!WBA世界ミドル級チャンピオンに君臨するゲンナディ・ゴロフキンが、WBCチャンピオンのミゲール・コットと王座統一戦で対戦したい意向を改めて表明。12連続KO防衛を続ける「ミドル級最強のファイター」ゲンナディ・ゴロフキンが、4階級制覇チャンピオンのミゲール・コットに改めて対戦をアピールしています。
「対戦相手が選べるなら、ぜひコットと戦いたい。コットがセルヒオ・マルチネスに勝って、WBCタイトルを獲得した瞬間からずっと対戦を希望しているんだ。本当は、マルチネスと王座統一戦をしたかったんだけど、残念ながら実現しなかった。マルチネスに勝ったコットと戦って、実力をアピールするチャンスがほしい。ビッグネームとの対戦はいつでも歓迎だよ」
「もちろん、コットのことは誰よりもリスペクトしているんだ。アメリカ人じゃないのに、アメリカで試合をして、1万人以上の会場をいつも満員できる集客力はすごいよ。ファンの期待に応えるボクシングを続けることができるから、高く評価され、ファンから絶大な人気を誇っているんだ。プロボクサーのお手本のような存在だよ。見習うべき点が本当に多いスーパースターだね」
【ベテランの対抗王者を圧倒!勢いが加速するゲンナディ・ゴロフキンです】
何という模範的な挑戦状なんでしょ!ニックネーム「トリプルG」の裏バージョン「ジェントル・ゲンナディ・ゴロフキン」の人柄が表れているコメントですね。12連続KO防衛している全勝チャンピオンなのに「実力をアピールするチャンスがほしい」って言える謙虚さがすごいなあ。しかも「戦えば勝てる雰囲気」を漂わせているバランス感覚が最高ですね。
圧巻の連続KO防衛を重ね「ミドル級の第一人者」として頂点に君臨するゲンナディ・ゴロフキンは2015年2月21日(日本時間2月22日)にモナコのモンテカルロでマーティン・マレーと防衛戦を行う予定です。ちなみに、マーティン・マレーは暫定チャンピオンに君臨した経験を持つ実力者。セルヒオ・マルチネスに負けちゃいましたが、敵地アルゼンチンでダウンを奪い、善戦しました。
2014年は、ゲンナディ・ゴロフキンにとって、知名度を高め、スーパースターの道を切り開くための大切な1年でした。結果は、期待以上の大活躍!対戦相手が少しずつ強くなってきましたが、全く寄せつけないボクシングでKO勝利を積み重ねています。2014年の「ファイター・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」の有力候補であることに疑いの余地がない大車輪の活躍でしたね。
2015年は、ファン待望のメガマッチが期待されるゲンナディ・ゴロフキン。対戦を熱望したミゲール・コットと拳を交えることになれば、世界中のファンが熱狂する王座統一戦になりそうですね。管理人は、ミゲール・コットの大ファンですが、第一印象は「さすがのコットもゴロフキン戦は厳しい試合になるだろうなあ。体格差がモロに出そうだね」です。でも、観戦したいなあ。
真価が問われた勝負の1年を最高の形で乗り切り「カザフスタンのKOキング」から「世界のトリプルG」へステップアップしたゲンナディ・ゴロフキン。2015年は待望のメガマッチを実現し「ミドル級の第一人者」から「ボクシング界のスーパースター」へ飛躍することができるでしょうか?アメリカで活躍する外国人ボクサーのお手本となるチャンピオンです!