スーパーウェルター級8回戦(151ポンド契約)
IBF世界ウェルター級13位 | 亀海喜寛(日本) 戦績:27戦24勝21KO2敗1分 |
アメリカ・ウェルター級 | オスカー・ゴドイ(アメリカ) 戦績:16戦13勝6KO3敗 |
亀海喜寛選手とオスカー・ゴドイの試合内容
亀海喜寛選手がアメリカのラスベガスでオスカー・ゴドイと対戦する注目の再起戦です。4階級制覇の実績を誇るロバート・ゲレロと大激闘を繰り広げ、評価を高めた亀海喜寛選手。アメリカで名前を広めるために、結果だけでなく、内容が問われる再起戦ですね。
試合は、亀海喜寛選手がガードを固めて距離を詰め、オスカー・ゴドイが距離をキープしながら左ジャブと右ストレートで突き放そうとする展開で始まります。亀海喜寛選手が立ち上がりから強烈なプレッシャーをかけていますね。KOの意気込みを感じる亀海喜寛選手の攻撃です。
「亀海選手がめちゃめちゃ積極的だね。8回戦ってこともあるのかな?一気に主導権を握って、打ち倒してほしいなあ」と思っていると、2ラウンド1分すぎ、打ち下ろしの右ストレートをテンプルへ叩き込み、オスカー・ゴドイが崩れ落ちます。完璧なタイミングで決まりましたね。
ダウンを奪った亀海喜寛選手は、オスカー・ゴドイを追い回し、強烈なパンチを連打!2ラウンド終了間際、亀海喜寛選手がオスカー・ゴドイをロープへ詰め、左フックから連打で2度目のダウンを奪います。亀海喜寛選手が、見事な先制攻撃で主導権を握りましたね。
4ラウンドに入ると、オスカー・ゴドイが回転の速い連打で、亀海喜寛選手の前進を食い止めようします。しかし、亀海喜寛選手が構わず距離を詰め、上下に力強いパンチを連打!主導権を渡すことなく、4ラウンド中盤、左フックから連打を浴びせ、3度目のダウンを奪います。
ダウンを奪われたオスカー・ゴドイはロープをつかんで何とか立ち上がろうとしますが、10カウント以内に起き上がることはできず、勝負あり。亀海喜寛選手がオスカー・ゴドイに4ラウンドKO勝ちを飾り、アメリカのラスベガスで再起戦に勝利しました。
亀海喜寛選手が「横綱相撲」でオスカー・ゴドイを押し切った試合でしたね。大きな舞台で戦い、賞賛された亀海喜寛選手だからこそ「結果はもちろん、内容が大事」と誰よりも肌で感じていたと思います。序盤からKOで勝とうとする亀海喜寛選手の意欲が伝わってくる見事な再起戦でした。
亀海喜寛選手とオスカー・ゴドイの試合結果
試合結果 | 亀海喜寛選手の4ラウンドKO勝ち。 |