マルコス・マイダナ「フロイド・メイウェザーに勝ちたいならKO勝利が絶対条件」

再び高らかにKO宣言です！2階級制覇の実績を誇る強打のマルコス・マイダナが9月13日（日本時間9月14日）に再戦するフロイド・メイウェザーの印象を交えながら、世界が注目するリマッチに向け、力強いコメントを発表しています。アルゼンチンが誇るハードパンチャーは、46戦全勝のパーフェクトな戦績を誇る「ボクシング界の王様」をKOできるでしょうか？

「メイウェザーのディフェンス技術は世界最高レベルだよ。パンチを当てることが最も難しいボクサーだ。だからこそ、KOを狙うよ。メイウェザーのように、パンチを当てさせてくれないボクサーに勝ちたいならKO勝利を目指すしかないんだ。判定に持ち込まれると、ポイントの取り方を熟知しているメイウェザーに勝つチャンスはゼロに近いと思う。KOが勝利の絶対条件だよ」

「ファンや関係者の多くは、私が初戦で善戦するとすら思っていなかった。でも、結果は、ご覧のとおりさ。メイウェザーもキャリアで最もタフな試合だったから、もう一度対戦することを決めたんだ。世界中のみんなが私に期待してくれている。お互いの手の内を知っている再戦は真の実力が問われる戦いだ。私は逃げも隠れもしない。メイウェザーを追い回して、必ずリングに沈めるよ」

マルコス・マイダナの気合いの入り方が突き抜けちゃっていますね。メディアに登場するたびに「絶対にメイウェザーをリングに沈めてやる！KOするぜ」と連呼しています。今どき流行らない考え方かもしれないんですけど、気合いごとぶつかって、パンチに耐えながら距離を詰めないと、正直なところ、フロイド・メイウェザーに勝てないと思うので、めっちゃ頼もしいです！

マルコス・マイダナ対フロイド・メイウェザーの初戦は2014年5月に開催され、マルコス・マイダナが立ち上がりから猛然とフロイド・メイウェザーに襲いかかり「おおお！パンチが当たりそうじゃない？」という場面を何度も作ってくれました。でも、結果は「天才」フロイド・メイウェザーの12ラウンド判定勝ち。健闘しましたが、決定的な一撃を打ち込むことはできませんでした。

マルコス・マイダナは初戦と同じくアグレッシブに攻めることを宣言しています。個人的な興味は「マイダナが決定打を当てられるかどうかが再戦のすべてじゃないかな？最終的な狙いはオーバー・ハンド・ライトだと思うんだけど、伏線がないと、メイウェザーにパンチを当てることは至難の業だよね？マイダナ陣営はどんなプロセスを用意しているんだろう？」に集中しています。

卓越したディフェンス技術と世界最高の判断力を兼ね備えたフロイド・メイウェザーは「紙一重の攻防を紙一重に感じさせないボクサー」の代表格です。マルコス・マイダナは圧倒的な手数とパワーで「紙一重の判断」にトラブルを与えることができるでしょうか？「あれ？メイウェザーがいつもと違う」と感じる時間が続くと、世界が驚く結末を迎えるかもしれませんね。