ダニー・ガルシア戦へ!ラモン・ピーターソンはエドガル・サンタナを撃破できるか?
悲願の王座統一戦へ向け、負けられない防衛戦です!IBF世界スーパーライト級チャンピオンのラモン・ピーターソンが8月9日(日本時間8月10日)にプエルトリコ出身のエドガル・サンタナを迎える3度目の防衛戦が直前に迫ってきました。タフな打撃戦が予想される、ボクシングファンにとって、楽しみなタイトルマッチですね。
激戦区スーパーライト級のチャンピオンに君臨するラモン・ピーターソンは同じ日のイベントに出場するWBAとWBCの2本のベルトを保持するダニー・ガルシアと王座統一戦を行いたい意向を表明しています。ラモン・ピーターソンとダニー・ガルシアが8月9日に対戦するプランも浮上していたのですが、今回はそれぞれ、別の相手と戦うことになりました。
「ガルシア戦はファンが期待する待望の王座統一戦なんだ。今回は実現しなかったけど、次戦でガルシアと対戦したい気持ちに変化はないよ。ぜひ次戦でガルシアと戦いたい。ガルシア陣営が希望するなら、私は喜んで戦うよ。最大のビッグマッチを実現させるためにもサンタナに勝つことが大事だね。サンタナ戦は、ファンのみんなに喜んでもらえるボクシングで防衛するよ」
【ラモン・ピーターソンの頭脳的なボクシングが光った2度目の防衛戦です】
一方、悲願の世界タイトル奪取に燃えるエドガル・サンタナは「ピーターソンは将来のビッグマッチを意識しているようだけど、私にとって、目の前の世界タイトルマッチこそが最大のビッグマッチだ。ピーターソン戦は、彼が間違った相手を選んだことを証明したい。土曜日の試合が待ちきれないよ」と力強いコメントを発表しています。かみ合ったら、おもしろくなりそうだなあ。
ラモン・ピーターソンとエドガル・サンタナのスタイルと相性を考えると、お互いのパンチが当たる距離で戦う可能性は十分にあると予想しています。左ジャブの突き合いになっちゃうと、ラモン・ピーターソンが主導権を握る可能性が高いと思いますが、どちらのパンチも当たる距離の打ち合いが続けば、エドガル・サンタナのフックがクリーンヒットする場面もありそうですね。
もちろん、ラモン・ピーターソンはガードを高く構えて、ディフェンスに気を配りながら戦うタイプなので、エドガル・サンタナが単発のパンチで攻略することは難しいと思います。エドガル・サンタナは上下にパンチを打ち分けながら、ラモン・ピーターソンのガードを開いたタイミングで、強烈なフックを叩き込みたいですね。後手に回っちゃうと、苦しいかな?
チャンピオンのラモン・ピーターソンは結果はもちろん、内容が問われる防衛戦です。エドガル・サンタナは決して楽なタイプじゃありませんが、ラモン・ピーターソンの実力を考えると、勝つだけでなく、圧倒的な勝利、KO勝利が期待される試合であることは間違いありません。ラモン・ピーターソンが、どのタイミングで倒しに行くのかに注目して、3度目の防衛戦を楽しみたいです。
激戦区スーパーライト級のチャンピオンに君臨するラモン・ピーターソンはタフなエドガル・サンタナを撃破し、悲願の王座統一戦へ駒を進めることができるでしょうか?ラモン・ピーターソンとダニー・ガルシアが同じイベントに登場することを考えると、将来、王座統一戦が実現する可能性は十分にあります。頂上を見つめるラモン・ピーターソンのボクシングに注目しましょう!