まさかの再戦！シェーン・モズリーとリカルド・マヨルガが8月にリマッチで激突へ

3階級制覇の実績を誇るシェーン・モズリーと過激なパフォーマンスで絶大な人気を誇ったリカルド・マヨルガが8月29日（日本時間8月30日）に再戦で激突することが発表されました。劇的なエンディングを迎えた初対決から7年。まさかのリマッチが決定です！

いやー、驚きの再戦ですね。個人的には「全く予想していなかった」という意味に限定すると、2015年で最もビックリしたリマッチです。43歳のシェーン・モズリー。41歳のリカルド・マヨルガ。7年前と同じ「スピードのシェーン・モズリーとパワーのリカルド・マヨルガ」という戦いになるでしょうか？それとも、年齢を重ね、7年前とは全く違う展開が繰り広げられるのでしょうか？

ライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級の3階級制覇を成し遂げたシェーン・モズリーは、世界中の強豪と拳を交えたアメリカのスーパースター。オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオ、ミゲール・コット、サウル・アルバレス、アントニオ・マルガリートをはじめ、対戦したボクサーの名前を目にするだけで「おおお！」とテンションが上がりますね。

一方、ウェルター級とスーパーウェルター級の2階級制覇の実績を誇るリカルド・マヨルガは、一撃必殺の強打と試合前後の過激なパフォーマンスでカリスマ的な人気を誇ったニカラグアの異端児。シェーン・モズリーがプロ初黒星を喫したバーノン・フォレストに2連勝して、人気に火がつきました！ボクシングが単純明快で、試合がめちゃめちゃ盛り上がる代表的なボクサーです。

ちなみに、シェーン・モズリー対リカルド・マヨルガの初戦は、ラスト1秒で、シェーン・モズリーがTKO勝ちを飾りました。めっちゃ劇的な幕切れでしたね！リカルド・マヨルガの強打とタフネスに序盤は苦しめられるシーンもあったシェーン・モズリーですが、最後は、パンチと動きのスピードを武器に、タフなリカルド・マヨルガをリングへ沈めた名勝負でした。

ファン目線で楽しみなポイントは「約2年ぶりに復帰するシェーン・モズリーにリカルド・マヨルガを圧倒するだけのスピードが戻っているのかな？」です。43歳の年齢、約2年のブランクを考えると、シェーン・モズリーのスピードは間違いなく落ちていると思うんですね。

でも、パワー勝負やスタミナ勝負になると、リカルド・マヨルガが強打とタフネスを最大限に発揮できる展開になって、シェーン・モズリーは苦しい気がします。そんなわけで、シェーン・モズリーの武器であるパンチと動きのスピードがどれくらい戻っているのかはめっちゃ興味深いです！初戦と全く違う展開もイメージできる7年ぶりの再戦。再び衝撃の結末を迎えるかもしれませんね。