スコット・クイッグはキコ・マルチネスを撃破し、念願のビッグマッチを実現できるか?
WBA世界スーパーバンタム級チャンピオンのスコット・クイッグが7月18日(日本時間7月19日)にイギリスのマンチェスターで激突する前IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンのキコ・マルチネスの印象を語りながら、タイトルマッチに向けたコメントを発表しました。王座統一戦を目指すスコット・クイッグにとって、将来を左右する新旧チャンピオン対決です。
「マルチネスは、パンチとハートがとても強いファイターだね。あきらめないベテランだから、一瞬も気の抜けない試合になるはずだよ。でも、タイトルを防衛する自信はあるんだ。ベテランのマルチネスに勝ってビッグマッチを実現したいね。KOを狙う?もちろん!マルチネスはタフだけど、チャンスがあれば、絶対にKOを狙うよ。王座統一戦へ向けて、アピールしたいからね」
「王座統一戦のターゲットは、IBFチャンピオンのカール・フランプトンとWBCチャンピオンのレオ・サンタクルスだよ。すでに両陣営とはコンタクトを取って、話し合いを進めているんだ。できれば、2015年に王座統一戦を実現したい。強いチャンピオンを倒すことが、自分の強さを証明する一番の近道だからね。ビッグマッチを実現するためにも、絶対にマルチネスを倒すよ」
【Photo:Scott Quigg on Twitter】
WBA世界スーパーバンタム級チャンピオンに君臨するスコット・クイッグは大竹秀典選手、前IBFチャンピオンのキコ・マルチネスは長谷川穂積選手と対戦した経験を持つヨーロッパの強豪。スコット・クイッグは中間距離から多彩なパンチを打ち込めるボクサーファイター、キコ・マルチネスは強烈なフックが持ち味のファイターです。めっちゃ楽しみな新旧チャンピオン対決ですね。
特に、スコット・クイッグは2015年の秋にレオ・サンタクルス、または、2015年の年末にカール・フランプトンと対戦する可能性が浮上していて、キコ・マルチネス戦をクリアすると、スーパーバンタム級の王座統一戦が一気に加速するかもしれません。そんなわけで、スコット・クイッグ対キコ・マルチネスの新旧チャンピオン対決が持つ意味はめっちゃ大きいですね。
WBAスーパーとWBOの2本のベルトを保持するギジェルモ・リゴンドーを加えたスーパーバンタム級の世界チャンピオンはものすごい顔ぶれです!無敗の快進撃を続けるスコット・クイッグは、タフなキコ・マルチネスを撃破し、念願の王座統一戦へ前進することができるでしょうか?スコット・クイッグのパンチのバリエーションに注目しながら楽しみたい6度目の防衛戦です!