試合予想はブランドン・リオスのKO勝ち
世界中のボクシングファンを熱狂させたブランドン・リオスとマイク・アルバラードの再戦がいよいよ直前に迫ってきました!ブランドン・リオスが連勝を飾るのか?マイク・アルバラードがリベンジを果たすのか?めっちゃ楽しみなリマッチですね。
激闘が予想されるブランドン・リオス対マイク・アルバラードの再戦の試合予想ですが、ブランドン・リオスのKO勝ちを予想します。ブランドン・リオスが中盤から終盤にかけて連打でストップを呼び込む確率が高いと思っています。
ブランドン・リオス対マイク・アルバラードの再戦で最も注目しているポイントは「マイク・アルバラードの作戦」です。マイク・アルバラードが初戦と同じく打ち合いに応じるのか?それとも、距離を保ちながらスマートなボクシングに徹するのか?マイク・アルバラードの作戦で試合の内容は大きく変わりそうですね。
【Photo:The Ring Magazine】
2012年10月に行われた初対決は、マイク・アルバラードが試合を優勢に進めていました。5ラウンドが終わったとき「いくらタフなリオスでもダメージが深すぎるよ。アルバラードが無敗対決を制しそうな雰囲気になってきたね」と思っていました。
ところがどっこい、マイク・アルバラードは6ラウンドにブランドン・リオスのカウンターの右ストレートをもらってしまい、流れが変わり始めます。最後は、ブランドン・リオスが強烈な連打でストップを呼び込み、マイク・アルバラードはプロ初黒星を喫してしまいました。
もし初戦と同じような序盤からの打ち合いになると、ブランドン・リオスが再びKO勝ちする可能性が高いと予想しています。初戦でフラフラになりながら、マイク・アルバラードのパンチに耐え抜き、逆転のKO勝ちを手にした自信はとてつもなく大きいと思うんです。
逆に、マイク・アルバラードが最初から最後までアウトボクシングに徹した場合、マイク・アルバラードが判定勝ちをする可能性のほうが高くなると思います。初戦は倒しに行ったところでカウンターを浴びてしまいましたが、本来はディフェンスを大事に戦うボクサーです。
ただ、現地の盛り上がりがすごいことになっているので「マイク・アルバラードがファンの期待を無視して、勝利を追求するか」と言われると、管理人の予想は「ノー」です。記者会見や各メディアの取材で、ファンの期待を肌でガンガン感じていると思うんですよ。
ブランドン・リオスの北米の人気はカリスマ的で、人気や集客力だけを考えると、同じトップランクに所属し、抜群の人気と集客力を誇るマニー・パッキャオとフリオ・セサール・チャベス・ジュニアに並ぶポテンシャルを秘めていると思います。
もしマイク・アルバラードが勝てば、リベンジを果たすだけじゃなく、トップランクが強烈にバックアップしようとしているブランドン・リオスの将来のビッグマッチを奪うことができます。人気も確実にアップするはずです。
マイク・アルバラードに足りないものがあるとすれば、世界チャンピオンベルトと人気だけだと思うんです。ボクシングの技術はめっちゃ高いですからね。もしブランドン・リオスに打ち合いで勝てば、人気は確実にアップし、世界タイトル挑戦の話が浮上するのは時間の問題ではないでしょうか?
だからこそ、マイク・アルバラードは「ファンが期待する形でリベンジを果たすこと」にこだわると予想しています。マイク・アルバラード本人もメディアの取材やファンの声援を受けて、ファンが納得しない内容で勝利しても、将来のビッグチャンスは生まれないと感じている気がします。
そんなわけで、マイク・アルバラードは「プロのリングで生きるボクサーだからこその決断」「ファンが期待するビッグマッチだからこその宿命」を背負いリングに上がり、たとえ「打ち合いが諸刃の剣」とわかっていても、ブランドン・リオスに真っ向勝負でリベンジしようとすると予想しています。
いずれにしても、ブランドン・リオスは対戦相手によって、ボクシングを変えるタイプじゃないので、マイク・アルバラードの作戦が試合の流れを決定すると思います。マイク・アルバラードの作戦に注目して、ブランドン・リオス対マイク・アルバラードの再戦を楽しみたいです。
世界中のボクシングファンに大きな感動と興奮をプレゼントした魂の名勝負から5か月。激闘の第2章は、再び壮絶な打ち合いとなるのでしょうか?それとも、全く違うシナリオが用意されているのでしょうか?魂のリマッチは3月30日(日本時間3月31日)運命のゴングです!
ブランドン・リオス対マイク・アルバラードの再戦のテレビ放送
テレビ視聴 | 4月29(月)21時からWOWOWでオンエア。視聴の詳細は「WOWOW公式サイト」をご覧下さい。4月と5月の対戦カードはビッグマッチばかりなので、早めに加入したほうがお得ですよ。ネット申し込みなら、翌月末まで2000円です。 |