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安定王者ミッケル・ケスラーが全勝のアンドレ・ウォードと対決

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WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ

チャンピオン ミッケル・ケスラー(デンマーク)
戦績:43戦42勝32KO1敗
挑戦者 アンドレ・ウォード(アメリカ)
戦績:20戦全勝13KO

試合内容

デンマーク出身のWBA世界スーパーミドル級チャンピオン、ミッケル・ケスラーが、全勝の挑戦者、アンドレ・ウォードと拳を交えます。ミッケル・ケスラーがアンドレ・ウォードの地元、アメリカへ乗り込む注目のタイトルマッチですね。アテネ・オリンピックで金メダルを獲得後、プロに転向したアンドレ・ウォードが、安定チャンピオンのミッケル・ケスラー相手にどんなボクシングを展開するでしょうか?

試合は1ラウンドから高度なフェイントのかけあいで始まります。チャンピオンのミッケル・ケスラーは、敵地開催を意識してか、いつもより左ジャブ、左フックを強く打ち、攻撃的なボクシングを展開。一方のアンドレ・ウォードは、持ち前のスピードを生かして、左ジャブ、右ストレートのカウンターで応戦します。

「ウォードのスピードが予想以上に速いよ。ケスラーの打ち終わりに必ずパンチを打ち返すウォードの度胸は見事。ケスラーが本当に戦いにくそうだなあ」というのが序盤を観た感想です。2ラウンドには、ミッケル・ケスラーの左ジャブをかわしたアンドレ・ウォードが、右ストレートのカウンターを叩き込むなど、世界初挑戦とは思えないボクシングを展開していますね。

「ケスラーは体ばかり前に出ているなあ。もう少し左ジャブを突きながら前へ出られるといいんだけど、ウォードのカウンターが気になるのかな?」とミッケル・ケスラーの不安定な戦い方に驚く管理人。いつも沈着冷静なボクシングをするミッケル・ケスラーがアンドレ・ウォードのスピードに戸惑っているようです。

試合前は「ラウンドが進むにつれて、ミッケル・ケスラーがアンドレ・ウォードのスピードに慣れてくるかな?」と予想していたのですが、ラウンドが進むにつれて、アンドレ・ウォードが試合を支配する展開で進みます。ミッケル・ケスラーは左ジャブを出すと、アンドレ・ウォードに右ストレートのカウンターを狙われ、パンチを出せないまま体ばかりが前へ出るバランスの悪いボクシングですね。

「こんなにバランスの悪いケスラーはカルザゲ戦以来じゃない?」とミッケル・ケスラーの「らしくない」ボクシングに驚く管理人ですが、「ケスラーが悪い」というより、「ウォードが素晴らしい」というほうが的確な表現だと思います。アンドレ・ウォードのスピードとパンチを打ち込むタイミングは抜群ですね。

試合はこのままアンドレ・ウォードのペースで進み、迎えた11ラウンド。試合は予想外の結末を迎えます。10ラウンドにアンドレ・ウォードのバッティングで右目の上をカットしたミッケル・ケスラーのキズが深く、11ラウンド途中で試合続行不可能。勝敗は判定に委ねられます。

結果は3人のジャッジすべてが挑戦者のアンドレ・ウォードを支持。世界初挑戦のアンドレ・ウォードが、スーパーミドル級最強の呼び声が高いミッケル・ケスラーに11ラウンド負傷判定勝ちを収めました。アンドレ・ウォードは世界タイトルを獲得すると同時に、スーパーミドル級最強を決める「スーパー・シックス」で白星スタートを飾りました。

アンドレ・ウォード、めちゃめちゃ速かったですね!ミッケル・ケスラー相手に完璧なボクシングでした。「ケスラーは自分よりスピードのあるボクサーが苦手かも」という相性の問題もあると思いますが、それにしてもアンドレ・ウォードの良さばかりが目立つ試合でしたね。逆に、「ケスラーは大丈夫かな?体調が悪かったのかな?」と少し心配になってきました。ただ、アンドレ・ウォードの勝利で「スーパー・シックス」がますます面白くなってきたのは確かだと思います。

試合結果

試合結果 アンドレ・ウォードが11ラウンド負傷判定勝ちで初の世界タイトル奪取に成功。
【公式ジャッジの採点結果】
  • 98-92
  • 98-92
  • 97-93
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