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ホルヘ・アルセとロレンソ・パーラの挑戦者決定戦

次回は最年長王者のバーナード・ホプキンスとチャド・ドーソンが激突する因縁の再戦!
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WBO世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦

元3階級制覇
チャンピオン
ホルヘ・アルセ(メキシコ)
戦績:62戦55勝42KO6敗1分
元WBA世界
フライ級チャンピオン
ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)
戦績:33戦31勝18KO2敗

試合内容

元3階級制覇チャンピオンのホルヘ・アルセが、元WBA世界フライ級チャンピオンのロレンソ・パーラと激突する挑戦者決定戦(10回戦)です。世界王座挑戦のチャンスをつかむボクサーはメキシコ人ボクサー初の4階級制覇を目指すホルヘ・アルセでしょうか?テクニシャンのロレンソ・パーラでしょうか?

試合は接近戦の打ち合いを得意とするホルヘ・アルセがドンドン前へ出てロレンソ・パーラにプレッシャーをかけようとする展開で始まります。ホルヘ・アルセはロレンソ・パーラの懐へ入って、ホルヘ・アルセの代名詞である左ボディーブローを叩き込む作戦のようです。

一方、ロレンソ・パーラは左ジャブを突きながらフットワークを生かして距離を保ち、ホルヘ・アルセが入ってきたところへ、中間距離からカウンターの右ストレートを狙う作戦のようです。「ホルヘ・アルセ、ロレンソ・パーラのどちらの距離で戦いが進むのか」が試合の行方を左右しそうですね。

2ラウンド中盤には、ホルヘ・アルセが得意の左ボディーブローをロレンソ・パーラに叩き込みますが、ロレンソ・パーラはすぐにステップバックして連打を許さず、左ジャブ、左ボディーブローのお返しで反撃します。ホルヘ・アルセもロレンソ・パーラも「簡単にペースを渡さない!」と激しい主導権争いを繰り広げていますね。

序盤はホルヘ・アルセのペースで試合が進みましたが、試合が進むにつれて、少しずつホルヘ・アルセの踏み込みのスピードが遅くなり、ロレンソ・パーラのカウンターがヒットし始めます。ホルヘ・アルセはロレンソ・パーラを追いかけてロープに詰めますが、サイドステップやクリンチで攻撃させてもらえない展開が続きます。

一方、ロレンソ・パーラは距離を保ちながらカウンターをホルヘ・アルセに打ち込んでいます。ただ、ロレンソ・パーラは手数が少なく、パンチも軽いため、ジャッジがどう評価をしているのか分かれそうですね。ロレンソ・パーラは敵地メキシコでの試合なので、もう少し手数がほしいところです。

その後も同じような展開が続き、どちらも決定打を打ち込めないまま10ラウンド終了。勝敗は3人のジャッジに委ねられます。結果は1人が98-93でホルヘ・アルセを支持、1人が97-94でロレンソ・パーラを支持、1人が95-95で引き分け。試合は10ラウンド激闘の末、ドローに終わりました。

対照的な特徴を持つボクサー同士が激突した採点の難しい試合でしたね。ホルヘ・アルセもロレンソ・パーラも「自分が勝った」と思ったのではないでしょうか?この試合を観る限り、2人の持ち味があまり生かされていないような気がして「アルセもパーラもスーパーバンタム級は厳しいんじゃないかな?」と思ってしまいました。

ホルヘ・アルセとロレンソ・パーラのファイトスタイルの相性もあると思いますが、この試合はスピード不足で、どちらがチャンピオンのウィルフレド・バスケス・ジュニアに挑戦しても苦しい気がします。日本人ボクサーと対決する可能性のあるホルヘ・アルセ、ロレンソ・パーラだけに、今後もどの階級で戦うのか注目したいです。

試合結果

試合結果 12ラウンド三者三様の判定の末、引き分け(ドロー)
【公式ジャッジの採点結果】
  • 98-93(ホルヘ・アルセ)
  • 97-94(ロレンソ・パーラ)
  • 95-95
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