WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ
チャンピオン | アミール・カーン(イギリス) 戦績:22戦21勝15KO1敗 |
挑戦者 | ディミトリー・サリタ(ウクライナ) 戦績:31戦30勝16KO1分 |
試合内容
ボクシング界のスーパースター候補、アミール・カーンが、無敗のディミトリー・サリタを迎えて初防衛戦を行います。2009年、アンドレアス・コテルニクに判定勝ちを収め、悲願の世界タイトルを獲得したアミール・カーン。地元イギリスの大応援団がアミール・カーンに声援をおくる中、試合開始のゴングが鳴り響きます。
開始直後、アミール・カーンが左ジャブをディミトリー・サリタのボディーへ打ち込み、ファーストヒットを奪います。「カーンはリーチが長いなあ」と思わずつぶやく管理人。アミール・カーンは、遠い距離からでもパンチが届きますね。「サリタは苦戦するかも」と思った瞬間、衝撃の光景が目の前に広がります。
中間距離から左フックを打ち込むアミール・カーン。ディミトリー・サリタは予想外の左フックをブロックしますが、間髪入れず、アミール・カーンが強烈な右ストレートをディミトリー・サリタのアゴに叩き込み、開始わずか10秒でダウンを奪います。
後ろに倒れ込んだディミトリー・サリタを観て、「めちゃ効いた!体が温まっていないところにもらっちゃったよ。こりゃ、立てないかも」と思った管理人ですが、悲願の世界タイトル獲得へ執念をみせるディミトリー・サリタはカウント5で立ち上がり、試合続行。
一気に勝負をかけるアミール・カーンは、足元がおぼつかないディミトリー・サリタをコーナーへ詰めて、左右のフック、右ストレートを顔面、ボディーへ打ち分け、2度目のダウンを奪います。ディミトリー・サリタはアミール・カーンの回転の速い連打に、全くついて行けません。
再び立ち上がったディミトリー・サリタに対して、アミール・カーンは回転の速い連打を上下に散らし、最後はアミール・カーンの左フックが、ディミトリー・サリタにクリーンヒットし、3度目のダウンを奪ったところで、レフェリーが試合をストップ。アミール・カーンがディミトリー・サリタを衝撃の1ラウンドTKO勝ちで退け、初防衛に成功しました。
アミール・カーンのスピード、力強さが際立った試合でしたね!わずか1分16秒で、初防衛に成功しました。アミール・カーンのスピードが、世界タイトル奪取に執念をみせるディミトリー・サリタをねじ伏せた印象です。しかも、アミール・カーンは体が大きくなって力強くなっていますね。アミール・カーンがスーパースター候補の実力を発揮した見事な試合でした。
試合結果
試合結果 | アミール・カーンが1ラウンド1分16秒、衝撃のTKO勝ちで初防衛に成功。 |