IBF世界バンタム級タイトルマッチ
| チャンピオン | ヨニー・ペレス(コロンビア) 戦績:20戦全勝14KO |
| 挑戦者 | アブネル・マレス(メキシコ) 戦績:20戦全勝13KO |
試合内容
コロンビア出身の全勝チャンピオン、ヨニー・ペレスが、全勝の快進撃を続けるメキシコ出身の挑戦者、アブネル・マレスと激突するIBF世界バンタム級タイトルマッチです。ジョセフ・アグベコに判定勝ちを収め、悲願の世界タイトルを獲得したヨニー・ペレスが初防衛に成功するのか?それとも、世界タイトル初挑戦のアブネル・マレスがチャンピオンベルトを腰に巻くのか?注目の全勝対決です。
試合は1ラウンドから一進一退の攻防が続きます。世界タイトル初挑戦となるアブネル・マレスは、ポンポンと左ジャブを突きながらチャンピオンのヨニー・ペレスを後退させ、右ストレート、右フックを顔面、ボディーへ打ち分けています。管理人はアブネル・マレスの試合を初めて観ましたが、力みなくスムーズにパンチを出せるボクサーですね。
2ラウンドに入ると、チャンピオンのヨニー・ペレスがペースを奪い返そうとドンドン前へ出て自慢の強打を強引に打ち込もうとします。アブネル・マレスはヨニー・ペレスの打ち終わりを狙ってコンパクトなパンチで応戦!パワーならヨニー・ペレス、テクニックならアブネル・マレス、どちらも一歩の引かない打撃戦になってきました。
試合中盤になると、チャンピオンのヨニー・ペレスが、アブネル・マレスのフットワークを止めようとボディーにパンチを集めます。ヨニー・ペレスの強烈なボディーブローがアブネル・マレスの肝臓、みぞおちに突き刺さり、アブネル・マレスの動きが止まるシーンが目立つようになりますが、勝利への執念を見せるアブネル・マレスは、主導権を渡さないよう、打たれたら必ずパンチを打ち返します。壮絶な我慢比べになってきました。
試合中盤はヨニー・ペレスのボディー攻撃にペースを奪われがちだったアブネル・マレスですが、9ラウンド終盤には、得意の右ストレートをヨニー・ペレスのアゴに打ち込み反撃開始。10ラウンドの終盤にもロングの右フックをヨニー・ペレスのテンプルへ当て、主導権を奪い返します。どちらもスタミナが落ちて、少しずつ失速していますが、チャンピオンのヨニー・ペレスのほうが苦しそうですね。
どちらもフラフラになりながら迎えたラスト2ラウンドはまさに死闘!前へ出てパンチを打ち込もうとするヨニー・ペレスに対して、アブネル・マレスは得意のカウンターを狙います。どちらも「絶対に勝ってやる」という闘志をむき出しに一歩も引かずに打ち合い12ラウンド終了。勝敗は3人のジャッジに委ねられます。
結果は1人のジャッジがアブネル・マレス、2人のジャッジが114-114の引き分けでマジョリティー・ドロー。世界タイトル初挑戦のアブネル・マレスに苦しめられながらも、チャンピオンのヨニー・ペレスが引き分けでタイトルの初防衛に成功しました。本当に紙一重の試合でしたね。
どちらも一歩も引かない息詰まる攻防でした!タイトルを防衛したヨニー・ペレスはもちろん、あと一歩でタイトル奪取を逃したアブネル・マレスにも大きな拍手を送りたいです。今回の結果を考えると、近い将来、再戦が濃厚ですね。ダイレクトの再戦もあり得ると思います。ヨニー・ペレスもアブネル・マレスも今回の結果に満足していないはずなので、ぜひ再戦で、決着をつけてほしいですね。
試合結果
| 試合結果 | ヨニー・ペレスが引き分けで初防衛に成功。 【公式ジャッジの採点結果】
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