WBA世界ライト級タイトルマッチ
| チャンピオン | ミゲール・アコスタ(ベネズエラ) 戦績:33戦28勝22KO3敗2分 |
| 挑戦者 | ブランドン・リオス(アメリカ) 戦績:27戦26勝19KO1分 |
ミゲール・アコスタ対ブランドン・リオスの試合内容
強打とタフネスを誇る世界チャンピオンのミゲール・アコスタが無敗の快進撃を続けるブランドン・リオスと激突します。世界中のボクシングファンが注目するブランドン・リオスはアンソニー・ピーターソンとの挑戦者決定戦を制して今回の世界タイトル挑戦権を手にしました。ブランドン・リオスの勢いはミゲール・アコスタに通用するのか?注目の新旧対決です。
試合はガードを固めて左ジャブを突きながらプレッシャーをかけようとする挑戦者のブランドン・リオスに対して、チャンピオンのミゲール・アコスタは左ジャブを突きながら右ストレート、左フックのカウンターでブランドン・リオスの前進を止めようとする展開で始まります。
「リオスの突進力はすごいな。アコスタはリオスの突進を止めるため、力を込めて一発一発のパンチを放っているよ。アコスタが力強いパンチを打ち続けてリオスの前進を食い止めるか、リオスが接近戦に持ち込んで得意の連打をアコスタに叩き込むか。分かりやすい我慢比べにないそうだぞ」というのが1ラウンドを観た率直な感想です。
凄まじい打ち合いが続き、3ラウンド中盤には、ミゲール・アコスタの強烈な左フックのカウンターがブランドン・リオスのアゴをとらえ、ブランドン・リオスの動きが一瞬止まります。タフなブランドン・リオスは何とか耐えましたが、並のボクサーなら倒れてもおかしくないパンチです。
さらに畳みかけるミゲール・アコスタは前に出て反撃しようとするブランドン・リオスに対して、ラウンド終了間際、左フックから右ストレートのコンビネーションブローを叩き込み、ブランドン・リオスの顔が跳ね上がります。ミゲール・アコスタはブランドン・リオスのガードのすき間を狙って的確なパンチを叩き込んでいますね。
4ラウンドに入ると、ミゲール・アコスタが勝負をかけ、パンチを上下に打ち分けながらブランドン・リオスにダメージを与えます。この試合初めてブランドン・リオスが後退する破壊力のあるラッシュでしたが、ブランドン・リオスもガードを固めて必死に耐え抜いていますね。
5ラウンドに入ると、ブランドン・リオスが主導権を奪い返そうと再び前進してパンチを連打。ミゲール・アコスタは4ラウンドのラッシュが影響しているのか、少し疲れているのか、手数が減り、ブランドン・リオスの前進を許しています。
「ありゃ?アコスタが苦しそうだぞ」と思っていると、6ラウンド40秒、ブランドン・リオスがミゲール・アコスタをロープへ詰めて左右のフックを連打!最後は鋭い左ジャブがアゴを打ち抜き、ミゲール・アコスタからダウンを奪います。
ダウンを奪った左ジャブだけを考えると、それほどダメージはないと思いますが、ミゲール・アコスタはスタミナが切れ始めたところへブランドン・リオスの連打をもらい、ダメージが蓄積する苦しい状態。ブランドン・リオスが少しずつ試合の主導権を握り始めてきました。
8ラウンドにも、ブランドン・リオスが足を止めた接近戦で左フックをミゲール・アコスタの顔面に叩き込み、ダウンを奪います。ダウンから立ち上がったミゲール・アコスタですが、ダメージの蓄積とスタミナ切れの影響で体に力が入っていません。
「アコスタは本当に苦しくなったきたな。パンチを出し続けているリオスも苦しい状態だけど、畳みかけると倒し切ることができるかも」と試合の行方を見守る管理人。ブランドン・リオス優勢で迎えた10ラウンド、強打者同士の新旧対決に決着がつきます。
ブランドン・リオスがラウンド開始直後からミゲール・アコスタにプレッシャーをかけ続け、開始1分、ブランドン・リオスがミゲール・アコスタをロープへ追い詰めて強烈な右ストレートをブランドン・リオスのアゴに叩き込みます。
ミゲール・アコスタの腰が落ち、「あ、効いた!」と思った直後、一気に畳みかけるブランドン・リオスが右ストレート、左フック、右ストレートのコンビネーションを打ち込み、意識をなくしたミゲール・アコスタが崩れ落ちます。
この瞬間、レフェリーが試合をストップし、勝負あり。ブランドン・リオスがミゲール・アコスタに10ラウンドTKO勝ちを収め、無敗のまま世界タイトル奪取に成功しました。
一進一退の攻防が続いた接戦でしたが、最後はブランドン・リオスの連打がミゲール・アコスタを沈めましたね。スピードのあるテクニシャンと戦うと空回る可能性がありますが、ブランドン・リオスの打ち出したら止まらない連打と好戦的なボクシングは魅力的で、戦えば戦うほど人気が出ると思います。今後も新チャンピオンに注目ですね。
ミゲール・アコスタ対ブランドン・リオスの試合結果
| 試合結果 | ブランドン・リオスが10ラウンドTKO勝ちで世界タイトル奪取に成功。 |
