ミゲール・コットが12月の再起戦で全勝王者のオースティン・トラウトと激突か?
3階級制覇の実績を誇る「カリブの名勝負製造機」ミゲール・コットが2012年12月に予定されている再起戦で、全勝のオースティン・トラウトが防衛を重ねているWBA世界スーパーウェルター級タイトルに挑戦する可能性が浮上しました。
ゴールデンボーイ・プロモーションズのリチャード・シェイファーによると、ミゲール・コットが12月1日(日本時間12月2日)にニューヨーク州のマディソン・スクエア・ガーデンで、オースティン・トラウトと激突することが濃厚だそうです。
よっしゃ!熱烈に応援しているミゲール・コットの再起戦の相手が決まりそうです!ミゲール・コットは2012年5月に「天才」フロイド・メイウェザーと対戦。善戦及ばず、12ラウンド判定負けを喫し、リングから遠ざかっていました。
すでに、12月1日にマディソン・スクエア・ガーデンで再起戦を行うことが発表され、対戦相手が注目されていました。オースティン・トラウト戦が決まれば、ミゲール・コットにとって2度目の「再起戦でいきなりの世界タイトル挑戦」となります。
11月に再起戦を予定していたマニー・パッキャオが、12月に試合を延期したことで「マニー・パッキャオ対ミゲール・コットの再戦」も浮上しましたが、再起戦の対戦相手はオースティン・トラウトで落ち着きそうな雰囲気です。
オースティン・トラウトは25戦全勝の世界チャンピオン。サウスポーの特徴を生かしたテクニシャンで、世界タイトルを3度防衛している実力者です。以前からビッグマッチを希望しているオースティン・トラウト。ミゲール・コット戦はさらなる飛躍に向けた絶好のチャンスですね。
実績を考えると、ミゲール・コットが有利だと思います。しかし、オースティン・トラウトはめちゃめちゃ懐が深いサウスポーで、しかも自分の距離を大切に戦うタイプなので、ミゲール・コットにとって、決して戦いやすいボクサーとは言えないかもしれませんね。
「コットがボディーから食いつけば、トラウトが我慢しきれなくなって終盤に仕留めそうな気がするけど、トラウトが右ジャブで突き放し、懐に飛び込もうとするコットを右フックでいなす展開になると、空回る可能性があるかも」という不安もありますね。
待ちに待ったミゲール・コットの再起戦。復活を誓う「カリブの英雄」は「ホーム・スタジアム」のマディソン・スクエア・ガーデンで全勝のオースティン・トラウトと拳を交えることになるのでしょうか?決定すれば、テクニックと駆け引きを堪能できる試合になりそうですね。
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キャリア | ミゲール・コット |