フロイド・メイウェザーがPPVのプレスツアーで高らかに勝利宣言！
2012年5月5日（日本時間の5月6日）に対戦する5階級制覇チャンピオンの「時空を超越するスピードスター」フロイド・メイウェザーと3階級制覇チャンピオンの「プエルトリコの英雄」ミゲール・コットがアメリカとプエルトリコの3都市を横断し、世紀のビッグイベントに向けた記者会見を行いました。ボクシング史上最大級の一大イベントが、いよいよ2か月後に迫ってきましたね！
ツアーの中で特に印象的だったのが、プエルトリコとニューヨークで行われた記者会見。プエルトリコ出身のミゲール・コットは母国はもちろん、プエルトリコ人がたくさん住むニューヨークで絶大な人気を誇ります。つまり、フロイド・メイウェザーにとっては完全アウェイの地。会場に集まったボクシングファンは事あるごとにフロイド・メイウェザーに強烈なブーイングが浴びせます。
しかし、「ボクシング史上最速のスピードスター」はブーイングを楽しむかのように「みんながブーイングしてくれてうれしいよ。だって、ブーイングされるってことはファンがオレのことを知っているってことだろ？」と豪語！めちゃめちゃ心臓が強いですね。
「相変わらず口が達者だな。場外戦に限って言えば、絶対にパウンド・フォー・パウンドだよ」とフロイド・メイウェザーのスター性に笑みがこぼれる管理人。マスコミに左右されず、自分の信念を貫ける度胸の良さはフロイド・メイウェザーの強さの秘密ですね。
「2012年2月24日に35回目の誕生日を迎えたけど、まだまだトップレベルで戦うことができる。マスコミが事実をねじ曲げ、悪意を持った連中が足を引っ張ろうとしていることはわかっている。でも、1996年のアトランタ五輪でアメリカ代表として戦ったことを忘れないでほしい。オレはアメリカと自分に誇りを持っているんだ」と告白。
ちょっぴりオトナになったフロイド・メイウェザーは対戦相手のミゲール・コットについて尋ねられると、意外な答えで会場を沸かせました。
「オレの中でミゲール・コットはまだ無敗だ。初黒星を喫したアントニオ・マルガリートは反則野郎だろ？（アントニオ・マルガリートはシェーン・モズリー戦でバンテージの中にパットを入れていたことがわかり、1年間の出場停止処分。直前のミゲール・コット戦も反則をしていたんじゃないかという疑惑が根強く残っています）」
「マニー・パッキャオにも負けたけど、減量が苦しい階級（ウェルター級）で、しかもマニー・パッキャオに有利なキャッチウエイト（契約体重）で負けたんだろ？ズルされたんだよ。オレならそんなことしないね」と対戦相手のミゲール・コットを擁護しながら、ライバルのマニー・パッキャオに強烈な「口撃」を叩き込みます！
さらにまくしたてるフロイド・メイウェザーは「ミゲール・コットが本来の実力を発揮できるスーパーウェルター級で戦うことを選んだ理由は、フロイド・メイウェザーにズルなんか必要ないからだ。（全勝の）オレはハードな練習を重ねて、目の前に現れたすべての対戦相手に勝利してきた。フロイド・メイウェザーは勝者なんだよ」といつものビッグマウスが復活！
「5月5日はとんでもない1日になるぜ。ミゲール・コットはベストボクサーのひとりだ。果敢に勝負を挑んでくるだろう。オレも真っ向から受けて立つ。世界中のボクシングファンが大興奮する試合になるはずだ。そして、試合後にオレの手が上がるだろう」とミゲール・コットをリスペクトしながら勝利宣言。
どこまでもフロイド・メイウェザーらしい記者会見に「なんだかんだ言っても、スーパースターなんだよね」と思ってしまった管理人でした。
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| 両雄のキャリア | |
| テレビ放送日時 | 5月6日11:00よりWOWOWで生中継。視聴の詳細は「WOWOW公式サイト |
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