マニー・パッキャオが最低保障額2500万ドルでティモシー・ブラッドリー戦へ
マニー・パッキャオがティモシー・ブラッドリー戦で稼ぐファイトマネーは生涯最高の2500万ドル(約19.5億円)以上になるようです。トップランクのCEO兼プロモーターを務めるボブ・アラムが「マニー・パッキャオはティモシー・ブラッドリー戦で生涯最高のファイトマネーを手にするだろう」とビッグマネー・ファイトになることを宣言。ファイトマネーは最低保障額2500万ドルで決着を迎えそうです。
2011年5月に行われたシェーン・モズリー戦の最低保障額は2000万ドル、2011年11月に行われたファン・マヌエル・マルケス戦の最低保障額は2200万ドル。そして、ティモシー・ブラッドリー戦の最低保障額は2500万ドル。世界の強豪を撃破し続ける「パックマン」マニー・パッキャオがどれほど偉大なプロボクサーであるかを証明する天文学的な数字ですね。
ファイトマネーだけでなく、ペーパービューの売り上げ歩合が加算されるため、実際は1試合で2500万ドル以上の大金を手にすることになります。ペーパービューの売り上げがどれだけ伸びるかは全く予想がつかないところですが、マニー・パッキャオがマイク・タイソンやオスカー・デラホーヤに並ぶ存在であることは間違いなさそうです。
驚くべきはマニー・パッキャオのファイトマネーが全米デビュー戦から500倍に跳ね上がっていることです。2001年に5万ドルで全米デビューを果たした「フィリピン出身のサウスポー」は、11年後の2012年、1試合で2500万ドルの大金を飲み込む「世界のパックマン」に成長を遂げました。
そう言えば、以前、マニー・パッキャオのコーチを務めるフレディ・ローチがアメリカのテレビ番組のインタビューで「マニーはマニー(お金)にあまり興味がないんだよ。放っておくと、全部寄付してしまうから、ちゃんと銀行に預けるよう言い聞かせているんだ」と逸話を披露していました。幼少時代、貧しい生活を送った「フィリピンの英雄」の人柄を知ることができるエピソードですね。
フィリピンからアメリカへ渡り、世界的な名誉と莫大な富を手にしたマニー・パッキャオ。ボクシングの世界勢力図を塗り替え、世界中のボクシングファンから愛される「パックマン」は強豪ティモシー・ブラッドリーを飲み込むことができるでしょうか?注目度もファイトマネーもビッグすぎるメガファイトのゴングは6月9日(日本時間6月10日)です。
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両雄のキャリア | |
テレビ放送日時 | 6月10日11:00よりWOWOWで生中継。視聴の詳細は「WOWOW公式サイト」をご覧下さい。Web割引がありますよ。 |