再び大金星を狙う石田順裕(いしだ・のぶひろ)選手に世界が注目!
2012年2月18日(日本時間2月19日)は日本ボクシング界にとって歴史的な1日になるかもしれません。元WBA暫定世界スーパーウェルター級チャンピオンの石田順裕選手が、2階級制覇を成し遂げた強豪のポール・ウィリアムスとアメリカのテキサス州で対戦します。
石田順裕選手は2009年8月に34歳でWBA暫定世界スーパーウェルター級を獲得した遅咲きのボクサー。2010年10月、リゴベルト・アルバレス(サウル・アルバレスの兄)に敵地メキシコで敗れ、王座を失いますが、2011年4月、アメリカのラスベガスで全勝ホープのジェームス・カークランドに1ラウンドTKO勝ちを収め、世界中のボクシングファンに衝撃を与えました。
【Photo:The Ring Magazine】
ちなみに、石田順裕選手がジェームス・カークランドに初黒星をつけた試合は、「リングマガジン」読者が選んだ2011年「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー」の第2位にランクインしています。アメリカの期待を背負う「次世代の世界チャンピオン」ジェームス・カークランドを撃破したことで、石田順裕選手の評価は急上昇!海外で実績を重ね、ポール・ウィリアムス戦のチャンスを手にしました。
ゴールデンボーイ・プロモーションズのマッチメイカーを務めるエリック・ゴメスは「The Ring Magazine」の公式サイトで「ポール・ウィリアムスは最強のボクサーのひとりに数えられる逸材だ。今回の試合は、ノブヒロ・イシダにとって、とてつもないビッグチャンスになるだろう。ジェームス・カークランドに1ラウンドTKO勝ちの大金星を飾ったイシダが再び歴史を繰り返すか、世界中が注目している」と語りました。
2012年、日本人ボクサーの先陣を切って世界の強豪と激突する石田順裕選手。世界中のボクシングファンが注目するビッグマッチでポール・ウィリアムスを撃破し、再び大金星を手にすることができるでしょうか?「ポール・ウィリアムスに勝てば、絶対に世界タイトル挑戦のチャンスが巡ってくるよ。頑張れ、石田選手!」と何度も繰り返す管理人でした。