アブネル・マレスが3階級制覇をかけてダニエル・ポンセ・デ・レオンに挑戦へ
アブネル・マレスは無傷で3階級制覇を達成することができるでしょうか?無敗の快進撃を続けるアブネル・マレスが5月4日(日本時間5月5日)に行われる次戦で、WBC世界フェザー級チャンピオンのダニエル・ポンセ・デ・レオンに挑戦することを発表しました。
アブネル・マレスが正式にフェザー級転向を表明しましたね。アブネル・マレスがTwitterで「ポンセ・デ・レオンのタイトル挑戦が決まったよ!」とつぶやいた瞬間「ドネア戦は消えちゃったかもしれないけど、楽しみだなあ」と思いました。
正直なところ、ノニト・ドネア対アブネル・マレスの実現をすごく期待していたので、ちょっぴり悲しいのですが、アブネル・マレス対ダニエル・ポンセ・デ・レオンの新旧対決も好カードです。どちらも好戦的なので、KO決着の期待が高まります。
【Photo:The Ring Magazine】
バンタム級とスーパーバンタム級の2階級を制覇したアブネル・マレスは、26戦無敗の好戦的なボクサー。対戦相手によって、インファイトをしたり、アウトボクシングをしたり、作戦を臨機応変に変更しながら戦える屈強なテクニシャンです。
一方、チャンピオンのダニエル・ポンセ・デ・レオンは、強打が魅力のサウスポー。2012年9月に日本のボクシングファンにおなじみのジョニー・ゴンサレスに勝って、2階級制覇となるWBC世界フェザー級タイトルを獲得しました。
【Photo:The Ring Magazine】
素人の分析ですが、手数のアブネル・マレスと一撃強打のダニエル・ポンセ・デ・レオンという図式になると予想しています。序盤からエンジン全開のアブネル・マレスに対して、ダニエル・ポンセ・デ・レオンがスロースターであることも対照的で興味深いですね。
なお、アブネル・マレス対ダニエル・ポンセ・デ・レオンの試合は、フロイド・メイウェザーのアンダーカードとして行われます。当初、4月20日(日本時間4月21日)に行われる予定でしたが、サウル・アルバレス対オースティン・トラウトと入れ替わる形になりそうです。
世界中のボクシングファンが注目するフロイド・メイウェザーのアンダーカードで3階級制覇を狙うアブネル・マレス。ダニエル・ポンセ・デ・レオンからタイトル、フロイド・メイウェザーから主役の座を奪うことができるでしょうか?いろんな意味で大切な挑戦ですね。
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キャリア | アブネル・マレス |