アドニス・スティーブンソンがバーナード・ホプキンスとの王座統一戦を熱望
強打の「スーパーマン」が対戦を熱烈アピールです!衝撃の1ラウンドKOでベルトを奪取したWBC世界ライトヘビー級チャンピオンのアドニス・スティーブンソンが、48歳で頂点に君臨するIBFチャンピオンのバーナード・ホプキンスに対戦を呼びかけました。
「ホプキンスと戦いたくないボクサーなんていないよ。ホプキンスは(主戦場とする)カナダでもすごい知名度なんだ。願いがかなうなら、ぜひ戦いたい。チャンピオンとチャンピオンの王座統一戦をカナダのファンも楽しみにしてくれるはずだ」
ストレートな挑戦状がアドニス・スティーブンソンらしくて気持ちいいですね。強打のサウスポーとして人気のアドニス・スティーブンソンは2013年6月、チャド・ドーソンを1ラウンドで仕留め、初の世界タイトルを獲得。2013年9月に初防衛戦でタボリス・クラウドと対戦する予定です。
【Photo:FOX Sports on MSN】
バーナード・ホプキンス戦は、タボリス・クラウド戦のクリアが前提条件になるわけですが、実現すればおもしろいカードですね。バーナード・ホプキンスはチャド・ドーソンに敗れてタイトルを失ったので、ちょっとした因縁もあって、話題性は十分です。
ちなみに、アドニス・スティーブンソンは、バーナード・ホプキンスのほかに「スーパーミドル級最強」の称号をほしいままにするアンドレ・ウォードとの対戦も希望しています。アンドレ・ウォード戦が実現するなら、スーパーミドル級に落としてもいいんですって。もともとスーパーミドル級のボクサーなので、減量の心配はないかな?
個人的に、バーナード・ホプキンスもアンドレ・ウォードも、アドニス・スティーブンソンにとって、相性の悪いボクサーのような気がしますが、チャド・ドーソンを一撃で沈めたパンチのインパクトがめっちゃ強烈だったので「左が当たれば」と期待しちゃいますね。
自慢の左ストレートで頂点をつかんだアドニス・スティーブンソン。「スーパーマン」のニックネームを誇る強打のサウスポーは希望するビッグマッチを実現することができるでしょうか?9月に行われるタボリス・クラウド戦の出来がカギを握りそうですね。