レオ・サンタクルス対ギジェルモ・リゴンドーの王座統一戦に向けた交渉がスタート
王座統一戦へ向けた交渉がスタートです!ゴールデンボーイ・プロモーションズを率いるオスカー・デラホーヤが、WBC世界スーパーバンタム級チャンピオンのレオ・サンタクルスとWBA・WBO世界スーパーバンタム級チャンピオンのギジェルモ・リゴンドーの王座統一戦を実現するため、両陣営で本格的な話し合いをスタートしたことを明らかにしました。
オスカー・デラホーヤによると、レオ・サンタクルス対ギジェルモ・リゴンドーの王座統一戦に向けた交渉は2015年1月下旬にスタート。開催時期は2015年5月、開催地はネバダ州ラスベガス、カリフォルニア州ロサンゼルス、テキサス州サンアントニオのいずれかを予定しているそうです。
オスカー・デラホーヤがすでに具体的なスケジュールや開催地がリストアップし、発表していることを考えると、レオ・サンタクルス対ギジェルモ・リゴンドーの王座統一戦が実現するかもしれませんね。正直なところ「商業的に考えて、難しいだろうなあ」と思っていたので、めちゃめちゃうれしいです。リングで戦って「どっちが強いの?」を決めることが一番わかりやすいですもんね。
【4度目の防衛戦も快勝!無敗チャンピオンのレオ・サンタクルスです】
WBC世界スーパーバンタム級チャンピオンのレオ・サンタクルスは、手数の多い好戦的なメキシカン。メキシコだけでなく、アメリカでも絶大な人気を誇る軽量級の人気ボクサーです。4度目の防衛に成功したヘスス・ルイス戦は、中間距離からの右ストレートがめちゃめちゃ印象的で「リゴンドー戦が実現したら、右ストレートはカギになりだろうなあ」とテンションが上りました!
一方、WBAとWBOの2本のベルトを保持する統一チャンピオンのギジェルモ・リゴンドーは、オリンピック2連覇の実績を誇るキューバのテクニシャンです。2014年の大みそかに日本の天笠尚選手と激闘を繰り広げ、タイトル防衛に成功。試合後、改めて他団体の王者に対戦を呼びかけ、王座統一戦を熱望しています。ちなみに、ギジェルモ・リゴンドーはWBAのスーパーチャンピオンです。
スーパーバンタム級は各団体の世界チャンピオンが強くて、どの組み合わせもめっちゃ楽しみな階級です。レオ・サンタクルス対ギジェルモ・リゴンドーの王座統一戦が実現すれば、残る2人の世界チャンピオン(WBAがスコット・クイッグ、IBFがカール・フランプトン)はどちらもイギリス人なので、新しい王座統一戦が実現する流れができるかもしれませんね。
レオ・サンタクルス対ギジェルモ・リゴンドーは過去に何度かウワサがあったのですが、交渉が宣言されたことはなかったので、今回はめっちゃ期待感があります。両陣営とも王座統一戦に乗り気なので、トントン拍子でまとまってほしいなあ。スーパーバンタム級は日本人のボクサーもたくさん参戦しています。交渉の行方がめちゃめちゃ気になる王座統一戦ですね!