カール・フランプトンがスーパーバンタム級の王座統一戦を熱望
北アイルランドの超新星が王座統一戦を熱望です!IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンのカール・フランプトンが2015年2月に行われた初防衛戦のあと、テレビ局のインタビューに応え、近い将来、王座統一戦を実現したい意向を表明しました。ターゲットはスコット・クイッグです!
「スーパーバンタム級のチャンピオンで、私よりパンチがあるボクサーはいないと思うよ。誰と戦ってもタイトルを統一する自信があるんだ。2015年は、ギジェルモ・リゴンドー、レオ・サンタクルス、スコット・クイッグとぜひ王座統一戦ができるといいね。もし相手を選べるなら、イギリス人のスコット・クイッグと戦いたい。ファンのみんなの期待に応えたいんだ」
激戦区スーパーバンタム級の頂点に君臨するカール・フランプトンは全勝の快進撃を続けるエキサイティングな人気ボクサー。北アイルランドを中心に絶大な人気を誇ります。イギリスのファンがWBAチャンピオンのスコット・クイッグとの統一戦を熱望していて、カール・フランプトンは「ファンのみんなが期待してくれるなら、すぐにでも統一戦をしたい」とめっちゃ乗り気です!
スーパーバンタム級は、IBFチャンピオンのカール・フランプトン、WBAスーパーとWBOの2本のベルトを持つ統一チャンピオンのギジェルモ・リゴンドー、WBCチャンピオンのレオ・サンタクルス、WBAチャンピオンのスコット・クイッグに加えて、5階級制覇の実績を誇るノニト・ドネアが参戦を表明している軽量級の激戦区です。ファンにとって、たまらないメンバーですね!
おそらく、ビッグマッチのカギを握るチャンピオンは、日本のファンにもおなじみのギジェルモ・リゴンドーです。カール・フランプトンとスコット・クイッグの人気を考えると、イギリスからすぐに出ることは難しいと思うんですね。一方、レオ・サンタクルスとノニト・ドネアの人気を考えると、ビッグマッチが開催された場合、舞台はアメリカになるはずです。
唯一、主戦場が固定されていないギジェルモ・リゴンドーは、世界のどこでも戦うことができます。そんなわけで「フランプトンとクイッグの王座統一戦は遅かれ早かれイギリスで実現するんじゃないかな?同じタイミングで、サンタクルスとリゴンドーの王座統一戦がアメリカで開催されたら最高だね。勝者が決勝戦で拳を交える流れにならないかな?」と密かに期待しています。
商業的なメリットを考えると、カール・フランプトンとスコット・クイッグがすぐにイギリスを離れることは難しいはずなので、まずはカール・フランプトン対スコット・クイッグ、続いて、勝者とギジェルモ・リゴンドーがイギリスで対戦する流れが現実的かもしれませんね。カール・フランプトンの「全員に勝っちゃうかもなあ」という期待感がたまりません!