レオ・サンタクルス「2015年の目標はフェザー級の世界チャンピオンになること」
2階級制覇の野望を激白です!WBC世界スーパーバンタム級チャンピオンのレオ・サンタクルスがメディアの囲み取材に応じ、次戦のプランと2015年の目標について語りました。ウワサされている2階級制覇とビッグマッチの両方を視野に入れ、力強いコメントを発表しています。
「次戦は5月を考えているんだ。具体的なスケジュールはまだ決まっていないんだけど、フェザー級のテストマッチを含めて検討しているところだよ。願いがかなうなら、ギジェルモ・リドンゴーやアブネル・マレスと戦いたい。ファンのみんなに喜んでもらえる試合になると思うよ」
「スーパーバンタム級の王座統一戦がなかなか実現しない影響で、いろいろ言われていることは耳に入っているんだ。でも、私は誰からも逃げたりしない。試合を組んでくれるなら、喜んで戦うよ。応援してくれるファンのために、それだけは、はっきりと伝えておきたいんだ。2015年の最終的な目標はフェザー級の世界タイトルを獲得して2階級制覇を達成することだよ」
【右ストレートが進化!まだまだ強くなっているレオ・サンタクルスです】
軽量級を代表する人気ファイターのレオ・サンタクルス。WBC世界スーパーバンタム級の世界タイトルを持つ無敗チャンピオンは、WBAとWBOの2本のベルトを保持する統一チャンピオンのギジェルモ・リゴンドーと王座統一戦で決着をつけたい意向を表明しています。2015年1月の防衛戦のあとのインタビューでもアピールしていましたね。
ギジェルモ・リゴンドーも王座統一戦に乗り気なのですが、交渉が思うように進んでいません。ファン目線で言うと「リゴンドーと王座統一戦をして、白黒つけたあとで、フェザー級へ転向してほしいなあ」が本音です。でも、レオ・サンタクルスの減量が苦しくなっているそうなので、早い段階でフェザー級へ転向する可能性が高そうですね。
ちなみに、フェザー級は、レオ・サンタクルスと同じメキシカンのジョニー・ゴンサレスがWBCチャンピオンに君臨しています。3月28日(日本時間3月29日)に開催されるゲイリー・ラッセル戦の結果によって、ジョニー・ゴンサレス対レオ・サンタクルスが実現するかもしれませんね。
さらに、レオ・サンタクルスと必ず比較される同じメキシカンのアブネル・マレスもフェザー級とスーパーフェザー級を主戦場にしています。遅かれ早かれ、両雄の激突は避けられないと思うんですよね。晩年に実現すると、ちょっと悲しいので、レオ・サンタクルス対アブネル・マレスは早い段階で実現してほしいなあ。次戦が予定される5月の対戦相手は誰になるんだろう?