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アントニオ・デ・マルコとホセ・アルファロの暫定王座決定戦

次回は最年長王者のバーナード・ホプキンスとチャド・ドーソンが激突する因縁の再戦!
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WBC世界ライト級暫定王座決定戦

同級1位 アントニオ・デ・マルコ(メキシコ)
戦績:24戦22勝16KO1敗1分
同級2位 ホセ・アルファロ(ニカラグア)
戦績:28戦23勝20KO4敗1無効試合

試合内容

WBC世界ライト級チャンピオン、エドウィン・バレロが活動不活発なため、ランキング1位のアントニオ・デ・マルコとランキング2位のホセ・アルファロで暫定王座決定戦が行われることになりました。実力者同士の楽しみな試合ですね。

アントニオ・デ・マルコは2009年7月、エドウィン・バレロへの挑戦権をかけてアンジス・アジャホと挑戦者決定戦を行い、9ラウンドKO勝ちで制した長身のサウスポー。23歳とまだまだ若いボクサーですが、相手をジワリジワリと痛めつけるベテランのようなボクシングをします。リーチの長い右ジャブとディフェンスの上手さが特徴です。

一方のホセ・アルファロは打ち合いを好むファイター。元WBA世界ライト級チャンピオンで、小堀佑介選手と倒し倒されの激闘を演じた、日本のボクシングファンにも馴染み深いボクサーです。アントニオ・デ・マルコのテクニックか、ホセ・アルファロの突進力か、対照的な特徴を持つ対決を制するボクサーはどちらでしょうか?

試合は立ち上がりからアントニオ・デ・マルコが持ち味のテクニックを生かしてホセ・アルファロを圧倒する展開。打ち合いたいホセ・アルファロに対して、アントニオ・デ・マルコはステップバックしながら自分の距離を保ち、右ジャブ、左ストレート、左右のアッパーでホセ・アルファロの前進を防ぎます。

「デ・マルコは23歳と思えない落ち着きぶりだよ。自分のリズム、戦い方を知っているボクサーだなあ」とアントニオ・デ・マルコのボクシングに感心する管理人。アントニオ・デ・マルコは一発のパンチで相手を倒すタイプではありませんが、自分のボクシングに徹する強さがありますね。もしかすると、ホセ・アルファロのような左フック狙いのボクサーは得意なのかもしれません。

「元世界チャンピオンのアルファロが何にもできないよ」という展開が続き、迎えた10ラウンド。最後の力を振り絞って逆転KOを狙うホセ・アルファロに対して、アントニオ・デ・マルコが強烈なカウンターの右フック!ダウンこそ奪えませんでしたが、ホセ・アルファロの上半身がロープの外に出るほど、抜群のタイミングで決まりましたね。

ここまで何とか耐えてきたホセ・アルファロですが、この右フックで一気に失速。ホセ・アルファロの状態を確認したアントニオ・デ・マルコはアウトボクシングからインファイトへ切り替え、勝負を決めに行きます。ロープに寄りかかるホセ・アルファロに対して、左右のフックを強振!これまで我慢してきたホセ・アルファロがついに崩れ落ち、アントニオ・デ・マルコがダウンを奪います。

アントニオ・デ・マルコは立ち上がったホセ・アルファロをコーナーへ詰め、コンパクトな左ストレートから右フックで再びダウンを奪います。元世界チャンピオンのホセ・アルファロは意地を見せ、再び立ち上がりますが、最後はアントニオ・デ・マルコがホセ・アルファロにラッシュを浴びせ、座り込んだところで、レフェリーストップ!アントニオ・デ・マルコが10ラウンドTKO勝ちで初の世界タイトルを獲得しました。

アントニオ・デ・マルコのテクニックが、ホセ・アルファロの突進力を完璧に封じ込んだ試合でしたね。この勝利でアントニオ・デ・マルコは暫定チャンピオンとなり、近い将来、正チャンピオンのエドウィン・バレロと統一戦を行うことになりそうです。アントニオ・デ・マルコもエドウィン・バレロも同じサウスポーですが、全くタイプが違います。「テクニック対パワー」の楽しみな統一戦になりそうです。

試合結果

試合結果 アントニオ・デ・マルコが10ラウンドTKO勝ちで初の世界タイトル獲得。
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