WBC世界フェザー級タイトルマッチ
チャンピオン | ジョニー・ゴンサレス(メキシコ) 戦績:55戦48勝42KO7敗 |
挑戦者 | トマス・ビジャ(メキシコ) 戦績:35戦23勝14KO7敗4分1無効試合 |
ジョニー・ゴンサレスとトマス・ビジャの試合内容
日本のボクシングファンにも馴染み深い2階級制覇チャンピオンのジョニー・ゴンサレスが世界タイトル初挑戦のトマス・ビジャを迎えて初防衛戦を行います。長いリーチを活かした中間距離の打ち合いを好む好戦的なジョニー・ゴンサレスに注目ですね。
チャンピオンのジョニー・ゴンサレスは日本を代表する2人のボクサー、西岡利晃選手、長谷川穂積選手と拳を交えています。西岡利晃選手には完敗を喫したジョニー・ゴンサレスですが、長谷川穂積選手にTKO勝ちを収め、2階級制覇を達成した実力者。メキシコ人対決を制して、その実力を世界中にアピールすることができるでしょうか?
試合は開始直後からチャンピオンのジョニー・ゴンサレスが自慢の強打をトマス・ビジャに叩き込むスリリングな展開。ジョニー・ゴンサレスは中間距離から右ストレート、左右のフックをトマス・ビジャの顔面、ボディーへ打ち分けています。
「ゴンサレスは序盤からKOを狙っているね。ビジャは中途半端な距離で戦うと、ゴンサレスの強打を被弾しちゃうんで、懐に飛び込むか、思い切り距離を取るか、迷わず戦いところだよ」と試合の行方を見守る管理人。立ち上がりを観る限り、ジョニー・ゴンサレスの動きが際立っていますね。
一方、世界タイトル初挑戦のトマス・ビジャは、ジョニー・ゴンサレスの右ストレート、左フックを顔面、ボディーへ打ち分けられ、全くパンチが見えていない印象です。無防備でクリーンヒットを奪われる場面が目立ち、序盤から苦しい展開ですね。
立ち上がりはジョニー・ゴンサレスが完全に主導権を握り、迎えた4ラウンド。チャンピオンの強打が挑戦者の戦意を刈り取ります。勝負をかけて前へ出てくるトマス・ビジャに対して、ジョニー・ゴンサレスが強烈な左ボディーブローを叩き込み、さらに左フックで追撃し、トマス・ビジャがダウン!
ダウンから立ち上がったトマス・ビジャですが、マウスピースを吐き出し、「続行は無理」という表情を浮かべたところで、レフェリーが試合をストップします。ジョニー・ゴンサレスがトマス・ビジャを4ラウンドTKO勝ちを収め、フェザー級タイトルの初防衛に成功しました。
ジョニー・ゴンサレスの良さが際立った試合でしたね。パンチの破壊力、動きのキレが素晴らしく、世界タイトル初挑戦のトマス・ビジャが何もできない内容でした。「実力が一枚も二枚も違うでしょ」と圧倒的な存在感をアピールしたジョニー・ゴンサレスに大きな拍手を送りたいです。
ジョニー・ゴンサレスとトマス・ビジャの試合結果
試合結果 | ジョニー・ゴンサレスが4ラウンドTKO勝ちで世界タイトルの初防衛に成功。 |