WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦
チャンピオン | 内山高志(日本) 戦績:19戦18勝15KO1分 |
暫定チャンピオン | ブライアン・バスケス(コスタリカ) 戦績:29戦全勝15KO |
内山高志選手とブライアン・バスケスの試合内容
将来のビッグマッチのカギを握る注目の王座統一戦です!WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンの「KOダイナマイト」内山高志選手が暫定チャンピオンのブライアン・バスケスとベルトの統一をかけて拳を交えます。
チャンピオンの内山高志選手は無敗。暫定チャンピオンのブライアン・バスケスは全勝。プロのリングで負けを知らないチャンピオン対決は将来のビッグマッチのカギを握る大一番です。内山高志選手はブライアン・バスケスを撃破し、ビッグマッチへ駒を進めることができるでしょうか?
試合は、ドッシリと構えて左ジャブから強烈な右ストレートを上下に打ち分けるチャンピオンの内山高志選手に対して、暫定チャンピオンのブライアン・バスケスが左右に動きながらフックを上下に打ち分けて応戦する展開で始まります。どちらも積極的にパンチを打ち込んでいますね。
「めちゃめちゃ緊張感のある立ち上がりだよ。内山選手もバスケスも攻撃を意識しながら、相手のパンチに注意してディフェンスを大事に戦っているみたい。さあ、どちらが主導権を握るかな?」とドキドキしながら注目の無敗対決を観戦する管理人。
2ラウンドに入ると、内山高志選手が鋭い左ジャブを連打して先手を奪います。一方のブライアン・バスケスは持ち味のスピードを生かして応戦しますが、リーチで上回る内山高志選手が強烈な左ジャブでブライアン・バスケスの出鼻をくじいていますね。
「内山選手の左ジャブはめちゃめちゃ有効だよ。内山選手の左ジャブは攻撃だけじゃなくて、ディフェンスにも役立ってるね。このまま主導権を握りたいよ」と内山高志選手の応援に力が入る管理人。
4ラウンドに入ると、ブライアン・バスケスが内山高志選手の左ジャブに合わせて、右ストレートのカウンターをかぶせます。内山高志選手の左ジャブを出しづらくして、懐へ飛び込みやすくする作戦のようです。
ブライアン・バスケスの攻撃に対して、内山高志選手は左ジャブから右ストレートのワンツーだけでなく、左アッパーや左ボディーをミックスしたコンビネーションブローを増やし、的を絞らせないボクシングで主導権を渡しません。
「めちゃめちゃ高度な心理戦!内山選手もバスケスも試合中に臨機応変に作戦を切り替えられるところはさすがだよ。内山選手のボディーブローをバスケスが嫌がっているかな?ボディーブローの影響で、バスケスの動きが小さくなってる気がする。頑張れ、内山選手!」とソファーから立ち上がって内山高志選手に声援を送る管理人。
的中率で上回る内山高志選手に対して、なかなかパンチが当たらないブライアン・バスケスは、接近戦を挑んだり、スイッチを繰り返したり、パンチを当てる工夫をしますが、内山高志選手がガードとボディーワークを駆使してクリーンヒットを許しません。
「バスケスはいっぱいいっぱいになってきたね。内山選手は主導権を完全に引き寄せたいなあ」と思い始めた8ラウンド終盤。日本が誇る「KOダイナマイト」の強打が火を噴きます!
勝負に出たブライアン・バスケスの攻撃を打ち合いで食い止めた内山高志選手は8ラウンド残り40秒、強烈な左フックをブライアン・バスケスの顔面に叩き込み、ブライアン・バスケスの動きが止まります。
「めっちゃ効いた!内山選手、チャンスだよ!」と叫ぶ管理人。ブライアン・バスケスの状態を確認した内山高志選手は得意の右ストレートで追撃し、ここから怒涛の連打でブライアン・バスケスを防戦一方に追い込みます。
最後は、内山高志選手の左フックから右ストレートで、ブライアン・バスケスの体がよろけたところで、レフェリーが試合をストップ!内山高志選手が激闘の末、全勝のブライアン・バスケスを撃破し、王座統一を果たしました。
よっしゃ!めっちゃうれしいです!内山高志選手がブライアン・バスケスを気迫でねじ伏せた圧巻の連打に大興奮しちゃいました。スイッチヒッターで、体の柔らかいブライアン・バスケスを見事に仕留めましたね。さすがは内山高志選手です!
さあ、内山高志選手が王座を統一したことで、2012年12月に復活の2階級制覇を成し遂げた全勝のユリオルキス・ガンボアとの対戦が現実味を帯びてきました!2012年に期待したドリームマッチが2年越しで実現するかもしれません。めっちゃテンション上がってきました!
オリンピックで金メダルを獲得し、プロのリングでも全勝を重ねるユリオルキス・ガンボアは、王座統一戦で撃破したブライアン・バスケスをさらに速く、さらに強くしたイメージのボクサーで、世界中のボクシングファンが実力を認める軽量級のスーパースターです。
ユリオルキス・ガンボアとブライアン・バスケスの大きな違いはパンチのキレ。内山高志選手と同じく、一発で試合を終わらせるパワーとタイミングを兼ね備えています。しかも、ボクシング界屈指のスピードを誇るので、対戦相手は「どうしていいのかわからない展開」に追い込まれてしまうんです。
正直なところ「3ラウンド勝負だったら、ガンボアに勝てるボクサーはいないかも。負けるイメージが浮かばないもんなあ」と思ってしまいます。でも、「プロのリングは12ラウンド勝負。内山選手が世界を驚かせる絶好のターゲットだよ」とめちゃめちゃ期待しています!
ここ最近のユリオルキス・ガンボアは後半に失速する試合が目立つので「内山選手の強打とスタミナがあれば、必ず勝機があるはず。内山選手の倒し切る能力はずば抜けているんで、KOで世界を震撼させることも夢じゃないよ」と内山高志選手がユリオルキス・ガンボアを倒すシーンをイメージできるんですよ!
怒涛の連打で王座統一を果たした内山高志選手。2013年はボクシングの本場アメリカで、世界中のボクシングファンに日本の「KOダイナマイト」の実力を証明してほしいと心から願っています!実現すれば、日本の強い世界チャンピオンの存在を世界中にアピールできる絶好のチャンスです!
内山高志選手とブライアン・バスケスの試合結果
試合結果 | 内山高志選手が8ラウンドTKO勝ちで王座統一に成功。 |