史上初の日本人王座統一戦は日本ボクシング界のカンフル剤となるか?
ついに実現します!WBC世界ミニマム級チャンピオンの井岡一翔(いおか・かずと)選手とWBA世界ミニマム級チャンピオンの八重樫東(やえがし・あきら)選手が大阪を舞台に6月20日に激突することが発表されました。よいしょ!めちゃめちゃエキサイティングなマッチメイクです!
日本人の世界チャンピオンが双方の世界チャンピオンベルトをかけて王座統一戦を行うことは日本のボクシング史上初めて。しかも、井岡一翔選手と八重樫東選手の王座統一戦は、日本人対決なので、どちらが勝っても史上初の統一チャンピオンとして、ボクシングの歴史に名前を刻むことになります。
WBCチャンピオンの井岡一翔選手は、ボクシング一家に生まれ、プロ7戦目で世界タイトル奪取に成功。日本人ボクサーの世界タイトル獲得最短記録を樹立したボクシングエリートです。
史上最短で世界タイトルを奪取した井岡一翔選手は、初防衛戦でファン・エルナンデスに12ラウンド判定勝ち。2度目の防衛戦でヨーグドン・トーチャルンチャイにわずか98秒のTKO勝ちを飾り、圧巻の強さをアピールしています。大阪生まれの最も将来を期待される若き日本人チャンピオンです。
一方の八重樫東選手もプロ7戦目で初の世界タイトルに挑戦しますが、12ラウンド判定負けで王座獲得に失敗。しかし、4年後に訪れた2度目の世界タイトル挑戦で悲願のチャンピオンベルトを腰に巻いたスピード豊かなテクニシャンです。
八重樫東選手がポンサワン・ポープラムックから世界タイトルを奪取した試合は、世界中のボクシングファンから高い評価を受けたボクシングの歴史に残る名勝負。激闘を制した八重樫東選手は井岡一翔選手と戦う王座統一戦が初防衛戦になります。
歴史的な王座統一戦に向けて、WBCチャンピオンの井岡一翔選手は「真のナンバーワンを決めたい。主役は自分。勝って日本ボクシング界に新たな歴史を刻みたい」と高らかに宣言。一方、WBAチャンピオンの八重樫東選手は「僕は主役じゃないかもしれないけど、脇役が主役を食うこともある。勝ったボクサーが主役です」と不敵に語りました。
世界的に評価の高い井岡一翔選手と八重樫東選手の王座統一戦は「日本のボクシングファンが期待するメガファイト」を積極的に実現するためのカンフル剤となるのでしょうか?。史上初の日本人王座統一戦が、日本ボクシング界の黄金時代を開くカギになってほしいですね。どっちが勝つかな?めっちゃ楽しみです!