年間最高試合は若きスーパースター「ベルト対オルティス」の大激闘
ボクシングの老舗雑誌「リングマガジン(The Ring Magazine)」の公式ホームページで、読者が選ぶ年間最高試合(Fight of the Year)が発表されました。WOWOWエキサイトマッチでこれから放送される試合も含まれているので、「ネタバレは嫌だ!」というユーザーの皆さまは、公式ホームページへリンクするとネタバレしちゃうので、管理人が選んだ地味な「2011年の名勝負トップ10」でご勘弁を。
年間最高試合を含め、トップ3にランキングされた試合をチェックすると、「なるほど!」と納得してしまう激闘ばかり。それと同時に「アメリカ人のボクシングファンが選ぶ試合と日本人のボクシングファンが選ぶ試合は微妙に違うよね」と改めてボクシングの国民性を痛感し、ボクシングが国際的なスポーツであることを再認識しました。それでは、「リングマガジン」読者が選んだ2011年の年間最高試合ランキングTOP3をどうぞ。
「リングマガジン」読者が選んだ2011年の年間最高試合ランキング
第1位 | アンドレ・ベルトvsビクター・オルティス |
第2位 | ルイス・コンセプションvsエルナン・マルケス(初戦) |
第3位 | ウィルフレド・バスケス・ジュニアvsホルヘ・アルセ |
※第4位以下にネタバレが含まれているので、第3位までのランキング結果を掲載しています
「リングマガジン」読者が選んだ2011年の年間最高試合は「アンドレ・ベルトvsビクター・オルティス」でした。ちなみに、管理人が選んだ「2011年の名勝負トップ10」も第1位(年間最高試合)は「アンドレ・ベルトvsビクター・オルティス」でした。倒し倒されのボクシングの歴史に残る大激闘でしたね。納得の年間最高試合です!
なお、ビクター・オルティスとアンドレ・ベルトは2011年2月に再び拳を交えることが決まっています。年間最高試合に選ばれた名勝負でプロ初黒星を喫し、王座陥落となったアンドレ・ベルトはその後、別団体の世界タイトルを手にしましたが、ビクター・オルティスとの再戦を優先するため、タイトルを返上しました。両者のプライドが激突するリマッチが今から楽しみでたまりません。
第2位の「ルイス・コンセプションvsエルナン・マルケス」、第3位の「ウィルフレド・バスケス・ジュニアvsホルヘ・アルセ」も両者が死力を振り絞った凄まじい打撃戦でした。どちらも、お互いがお互いの力を極限まで引き出した名勝負でしたね。ちなみに、ルイス・コンセプションとエルナン・マルケスは再戦も衝撃の結末でした。何度戦っても、めちゃめちゃ噛み合う典型的な対決で、大興奮の激闘でしたね。
「リングマガジン」読者が選んだ2011年の名勝負。年間最高試合に選ばれた「アンドレ・ベルトvsビクター・オルティス」をはじめ、お互いが最大限に力を発揮した打撃戦が上位にランキングされました。ボクシングが世界的なスポーツだからこそ、国民性や地域性がランキングに反映されるところがおもしろいですね。ボクシング最高です!