タイトル奪取に絶対の自信!ケル・ブルックはショーン・ポーターを撃破できるか?
全勝チャレンジャーが無敗チャンピオンの撃破に自信です!全勝の快進撃を続けるケル・ブルックが8月16日(日本時間8月17日)に対戦するIBF世界ウェルター級チャンピオンのショーン・ポーターの印象を交えながら、悲願の世界タイトル奪取に迎えた力強いコメントを発表しました。
「ポーターのボクシングやキャリアはリスペクトしているんだ。デボン・アレキサンダーやポール・マリナッジに勝った実績は評価に値するよ。特に、フィジカルの強さはウェルター級でトップレベルだと思う。でも、ポーターがタフネスと若さを兼ね備えた無敗のボクサーとタイトルマッチで対戦していないことも事実だ。過去に体験したことがないトラブルに直面することになると思うよ」
「過去に対戦したボクサーは、ポーターのフィジカルの強さに手を焼いたわけだけど、私なら負けないね。体の大きさもパワーも私のほうが上だ。試合のスケジュールが変更されたこともアメリカ開催も全く気にならないよ。世界のどこで戦うかなんて大きな問題じゃないんだ。ポーターはリングで逃げ場のない気分を味わうことになる。強いパンチで恐怖心を与え、私がチャンピオンだ」
【ケル・ブルック戦を熱望!アミール・カーンが早くも対戦に名乗りをあげています】
敵地アメリカに乗り込むイギリス期待のスーパースター候補は、初の世界タイトル挑戦に気合い入りまくりです。ケル・ブルックの強気のコメントが気持ちいいですね。ウェルター級は、世界の強豪が集結する最激戦区。主要4団体の世界チャンピオンは、いずれもアメリカを主戦場にしていて、ヨーロッパを主戦場にしている世界チャンピオンはひとりもいません。
WBAスーパーとWBCがフロイド・メイウェザー、WBAがキース・サーマン、WBOがマニー・パッキャオ、そして、IBFがショーン・ポーター。ケル・ブルックはイギリスを中心にヨーロッパで着実に人気を積み上げているので、ケル・ブルックがショーン・ポーターに勝って、世界タイトルをイギリスへ持ち帰ることになると、将来のビッグマッチに大きな影響を与えるかもしれませんね。
そんなこんなで、ケル・ブルックが「世界チャンピオンになれるかどうか」はボクシングファンにとって、めちゃめちゃ気になるところです。ケル・ブルックが語ったように、フィジカルの強さとパワーで全く負けてないので、ショーン・ポーターのスピードに対応することができれば、得意のアウトボクシングで主導権を握れる可能性は十分にあると思います。勝負に徹すると強いですよ。
ケル・ブルックは持ち前のフィジカルの強さとテクニック、驚異のタフネスを駆使して、ショーン・ポーターの勢いを止めることができるでしょうか?ケル・ブルックのタフネスとパワーが、ショーン・ポーターのスピードとパワーを封じ込める展開になると、アメリカ期待のスーパースター候補がリングに沈む可能性もありそうですね。注目の英米対決は激闘必至の打撃戦になりそうだなあ。