管理人の予想はサウル・アルバレスの12ラウンド判定勝ち
無敗の快進撃を続ける若き世界チャンピオンのサウル・アルバレスと3階級制覇の実績を誇るベテランのシェーン・モズリーが激突するWBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。21歳のサウル・アルバレスと40歳のシェーン・モズリーが激突する年齢差19歳の新旧対決に興味津々です。
管理人は、サウル・アルバレス対シェーン・モズリーの激突を「究極の新旧対決」と位置付けています。「何が究極なのか」と言うと、ボクシング界の勢力図を一気に塗り替えてしまう可能性があるからです。勝ったボクサーは、さらなるビッグマッチへ進むプラチナチケットを手にし、負けたボクサーは、しばらくビッグマッチから姿を消すことになると思います。
サウル・アルバレスとシェーン・モズリーの試合が決まったとき、管理人は「1年後の対戦なら、アルバレスが勝つと思うんだけど、今ならモズリーが勝つ可能性もあるんじゃないかな？」と思いました。サウル・アルバレスは、シェーン・モズリーが決して苦手とするタイプのボクサーではないと思うからです。
管理人のイメージだと、シェーン・モズリーは、自分のパンチが届かない距離から最短距離を走るストレート打ち込んでくるボクサー、そして、フットワークを使い、打っては離れるボクサーを苦手としています。代表的な例が、初黒星を喫したバーノン・フォレストとマニー・パッキャオです。
反対に、フットワークのスピードがないボクサーは、たとえ強打を誇るタフなファイターであっても得意としていると思います。代表的な例が、どちらもKO勝ちを飾ったアントニオ・マルガリートとリカルド・マヨルガです。
サウル・アルバレスは打ち始めたら止まらない連打と強打を誇るパワフルなボクサーです。スピードで勝負するタイプではありません。パワーで相手をねじ伏せるタイプのボクサーなので、シェーン・モズリーにとって決して苦手なタイプではないと思うんです。
しかし、飛ぶ鳥を落とす勢いのサウル・アルバレスのパワーと全盛期を過ぎたと言わざるをえないシェーン・モズリーのスピードを比較すると、「若きスーパースターのサウル・アルバレスがベテランのシェーン・モズリーを圧倒するんじゃないかな？」と思っちゃいます。
3年前のシェーン・モズリーなら、サウル・アルバレスが1発打ち込む間に、3発パンチを返して、ハンドスピードで圧倒したと思います。でも、現状を考えると、シェーン・モズリーのパンチはサウル・アルバレスにブロックされ、試合が進むにつれて、ガンガン前進を続けるサウル・アルバレスのパワフルな上下の連打にシェーン・モズリーが耐え切れなくなる気がします。
シェーン・モズリーがサウル・アルバレスの強打に沈む可能性も十分あると思いますが、サウル・アルバレスの一方的な展開になった場合、シェーン・モズリーが「KO負けだけは避けるボクシング」を選びそうな気がするので、KOより判定勝ちの可能性が高いと予想しています。
総合力を比較すると、パワー、スタミナ、タフネスはサウル・アルバレス。スピードは互角。カウンターの技術はシェーン・モズリー。パワーとスタミナ勝負の打ち合いになると、サウル・アルバレスが圧倒するはずですが、シェーン・モズリーが序盤で主導権を握り、サウル・アルバレスの攻撃を空回らせることができれば、衝撃のKO勝利や後半までもつれる可能性はありそうですね。
次世代のボクシング界を背負う若き世界チャンピオンのサウル・アルバレスが百戦錬磨のベテランに引導を渡し、スーパースターの階段を駆け上がるのでしょうか？それとも、激闘をくぐり抜けてきたシェーン・モズリーが期待のホープを打ち破り、時計の針を戻すのでしょうか？「究極の新旧対決」はどちらが勝っても一方的になりそうな予感です。
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| 両雄のキャリア | |
| テレビ放送日時 | 5月6日11:00よりWOWOWで生中継。視聴の詳細は「WOWOW公式サイト |
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