WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ
| チャンピオン | アンドレ・ウォード(アメリカ) 戦績:21戦全勝13KO |
| 挑戦者 | アラン・グリーン(アメリカ) 戦績:30戦29勝20KO1敗 |
試合内容
「SOG(神の子)」のニックネームを持つ全勝チャンピオンのアンドレ・ウォードが世界タイトル初挑戦のアラン・グリーンを迎えて初防衛戦を行います。なお、この試合は6人のボクサーがスーパー・ミドル級最強の称号を争うスーパー・シックスの第2ラウンドも兼ねています。いろいろな意味で今後のボクシング界の行方を左右する一戦ですね。
アルツール・アブラハムに衝撃のKO負けを喫したジャーメイン・テイラーがスーパー・シックスを離脱し、この試合からジャーメイン・テイラーに代わってアラン・グリーンが参加します。アラン・グリーンにとっては、ぜひ勝利を手にして初の世界タイトル獲得、スーパー・シックス初参戦初白星を成し遂げ、一気にスーパーミドル級の主役に躍り出たいですね。
試合はお互いが相手の戦力を確認しながら戦う静かな立ち上がり。ジワリジワリと距離を詰めてプレッシャーをかける挑戦者のアラン・グリーンに対して、チャンピオンのアンドレ・ウォードは左ジャブを突いて距離を取り、アラン・グリーンの強打を被弾しないよう細心の注意を払いながら戦っていますね。
世界タイトル初挑戦、スーパー・シックス初参戦のアラン・グリーンは前へ出て距離を詰めようとしているのですが、手数が少なく、アンドレ・ウォードにカウンターやクリンチを簡単に許す展開が続き、リズムがつかめません。
「相性の問題もあると思うけど、それにしてもウォードもグリーンも手数が少ないなあ。特にグリーンは自分からパンチを出さないと、ウォードにこのまま主導権を握られちゃうよ」とアンドレ・ウォードとアラン・グリーンの奮起を期待する管理人。アラン・グリーンは一発を狙いすぎてパンチが出ない悪循環に陥っていますね。
その後も管理人の期待に反して、手数が少なく、クリンチが多い展開が続き、どちらも大きな山場を作れないまま最終ラウンド終了のゴングが鳴り響きます。結果は3人のジャッジすべてがフルマークでアンドレ・ウォードを支持。アンドレ・ウォードが初防衛に成功すると同時に、スーパー・シックス決勝トーナメント進出を決めました。
予想に反して地味な試合になっちゃいましたね。アラン・グリーンはアンドレ・ウォードがこれほど体を密着させて接近戦で勝負してくるとは予想してなかったと思います。アンドレ・ウォードはミッケル・ケスラーに快勝を収めた試合と違い、スピードではなく、パワーで勝負にきましたね。
世界タイトルの初防衛に成功し、スーパー・シックス決勝トーナメント進出を一番乗りで決めたアンドレ・ウォード。試合前「真のスーパースターは対戦相手によって戦い方を変幻自在に変えることができる。僕もそうなりたいね」とインタビューに答えていた通りの試合を展開しました。
ミッケル・ケスラー、アルツール・アブラハムを抑えて、一躍スーパー・シックスの主役に躍り出たアンドレ・ウォードですが、この試合の内容はイマイチで、今後は「スーパースターの座」を手にするため、勝利だけでなく内容が求められると思います。アンドレ・ウォードは名実ともに「神の子」になれるのか?次の試合に期待ですね。
試合結果
| 試合結果 | アンドレ・ウォードが12ラウンド判定勝ちでタイトルの初防衛に成功。勝ったアンドレ・ウォードはスーパー・シックス決勝トーナメント進出が決定しました。 【公式ジャッジの採点結果】
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