2014年のボクシングは驚きのKOが連続!2015年もゲンナディ・ゴロフキンに注目です
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ゲンナディ・ゴロフキンの強さがわかる一撃に「後出しで勝てるってすごいなあ。世界チャンピオンに君臨した経験を持つ実力者のギールが何もできなかったね。他団体の世界チャンピオンを含めたミドル級のトップ5をぶつけないと、勝負にならないよ」と思ってしまいました。2015年は、ゲンナディ・ゴロフキンのさらなる進化、ファン待望の王座統一戦を期待したいです!
第3位は、カール・フロッチが会場に詰めかけた8万人のファンを満足させた右ストレート。レフェリーが試合終了を宣言した直後、ダウンしたジョージ・グローブスの意識が戻り、必死に立ち上がろうとして、レフェリーに「終わったんだよ」となだめられるシーンがめっちゃ印象に残っています。因縁の再戦でかみついた「コブラ」カール・フロッチの強烈すぎる一撃でした!
第4位はウラディミール・クリチコの左フック、第5位はオルランド・サリドの芸術的なコンビネーションブロー、第9位はレオ・サンタクルスの右ストレートがランクイン。ウラディミール・クリチコは右ストレート、オルランド・サリドはガムシャラな連打、レオ・サンタクルスはフックとアッパーのイメージが強いので、いずれも「意外なフィニッシュブロー!」と驚いたKOシーンでした。
【衝撃のKO決着!ニコラス・ウォータース対ノニト・ドネアのハイライトです】
一方、第10位のダニー・ガルシアの左フックは「期待どおりのKO」でした。両雄の実力差を考えると「妥当なKO勝利」と言えるかもしれないですね。2015年はビッグマッチに期待です!第6位のアドニス・スティーブンソン対ディミトリー・シュコースキーですが、まだ試合を観戦していない友だちがいるので、詳細をふせておきますね。ものすごいKOでしたよ!
第8位のビクトール・ポストルがセルチュク・アイディンを沈めた右アッパーは「2014年の最も予想外な一撃」でした。「ポストルが勝つなら判定勝ち、アイディンが勝つならKO勝ちかな?」と予想していたので、めちゃめちゃ驚きました。テクニシャンがタイミングで倒す典型的なKOシーンでしたね。2015年にビクトール・ポストル対ダニー・ガルシアは実現するかな?
ランク入りこそしていませんが、ルイス・コラーゾがビクター・オルティスを沈めた右フック、アンディ・リーがジョン・ジャクソンに大逆転勝ちを飾った右フックも印象に残っています。勝利を引き寄せたアンディ・リーは次戦で空位のWBO世界ミドル級タイトル奪取に成功!すごいドラマだなあ。2015年も「なぬっ!」と驚くKOがたくさん飛び出しますように。