パッキャオとメイウェザーに続くボクシング界のスーパースターは誰?
2012年は、もしかするとボクシングの歴史が動き出す、大きな改革の1年になるかもしれません。最強の称号「パウンド・フォー・パウンド」を二分する「アジアの英雄」マニー・パッキャオと「時空を超越する最速のスピードスター」フロイド・メイウェザーが拳を交える気運が高まっているからです。
マニー・パッキャオとフロイド・メイウェザーがトップコンディションで激突するなら「今年が最後になるんじゃないかな?」と思っているボクシングファンもたくさんいると思います。管理人もそのひとりで「今年実現しなかったら、お互いに全盛期を過ぎちゃうかもしれないね」と思っています。
マニー・パッキャオ対フロイド・メイウェザーのドリームマッチが実現した場合、その先に待っている未来図はどのようなものでしょうか?
ここからは管理人の勝手な予想ですが、マニー・パッキャオもフロイド・メイウェザーも正式に引退を表明する可能性が高いと思います。特にKO決着の場合は、その可能性がグッと高くなると予想しています。
「世界中のボクシングファンを魅了してきた2つの巨星がリングを去った後、ボクシング界を背負っていく次世代のスーパースターは誰だろう?」。これこそが、2012年、管理人が最も興味を持っているボクシングの話題です。近い将来必ず直面する、この質問の答えが早ければ2012年に出るかもしれません。
いつの時代もボクシングファンに語り継がれるスーパースターは「ひとつの時代が終わり、新しい時代が始まる瞬間に選ばれる存在」でした。実力、人気はもちろん、ある種の運がないと、たどり着けない領域に踏み込めるボクサーだけが、ボクシングの歴史に刻まれ、長くボクシングファンの記憶に残ります。
激動の2012年。ボクシングの神様は一体誰を次世代のスーパースターに指名するのでしょうか?そして、一体誰がボクシングの神様に選ばれるための領域に足を踏み入れるのでしょうか?「ボクシング界全体の底上げにつながる人気と実力」を基準に、2012年に飛躍してほしい次世代のスーパースターをピックアップしてみました。それでは、ランキングをどうぞ。
2012年に飛躍してほしい次世代のスーパースターTOP10
第1位 | ノニト・ドネア |
第2位 | アミール・カーン |
第3位 | サウル・アルバレス |
第4位 | アンドレ・ウォード |
第5位 | ビクター・オルティス |
第6位 | アンドレ・ベルト |
第7位 | フリオ・セサール・チャベス・ジュニア |
第8位 | アブネル・マレス |
第9位 | ブランドン・リオス |
第10位 | ローマン・ゴンサレス |
日本人 | 井岡一翔選手 |
管理人が選んだ次期スーパースターはノニト・ドネアでした。実力、人気、キャラクターのどれを取っても申し分のない完璧なボクサーです。
2012年は、軽量級のスーパースターからボクシング界のスーパースターへ、さらなる躍進を遂げることができるでしょうか?日本ボクシング界の頂点に君臨する西岡利晃選手と対戦が噂されているだけに、注目度はめちゃめちゃ高いですね。
日本人ボクサーだと、期待の旗手は若き世界チャンピオンの井岡一翔選手。最近の日本ボクシング界は「世界」と「強豪」を意識した、すばらしい土台が出来上がりつつあります。
あとは世界で戦える強い日本人ボクサー、日本人チャンピオンが出現すれば、日本のボクシング界はめっちゃ盛り上がると思います。ボクシング界だけでなく、スポーツ界を代表する絶対的なアスリートになってほしいですね。
おしまいに、上記のランキングは年齢を考慮して、クリチコ兄弟やセルヒオ・マルチネスなどのスーパースターをランキングから除外しました。
ランキングを振り返ってみると、重量級のボクサーが見当たらないので、2012年は重量級、特にヘビー級の新星が登場してほしいですね。「クリチコ兄弟時代」にピリオドを打つボクサーは現れるのでしょうか?
スーパースターからスーパースターへ受け継がれる「選ばれし者の系譜」。次世代のスーパースターが「スーパースター」と呼ばれ、「パウンド・フォー・パウンド」ランキングの1位を塗り替える日はそう遠くなさそうです。
ボクシング界に革命を起こすスーパースターが何人誕生するか、めちゃめちゃ楽しみですね。新旧のスーパースターに注目しながら、2012年もボクシングを満喫できるとうれしいなあ。