管理人の予想はノニト・ドネアのKO勝ち
スーパーバンタム級の完全制覇へ向けて動き始めたノニト・ドネアと人生最大のビッグマッチを手にしたジェフリー・マセブラが7月7日（日本時間7月8日）に激突する王座統一戦まで24時間を決まりました！
ボクシングファンの注目は、WBO世界スーパーバンタム級チャンピオンのノニト・ドネア。4階級制覇を成し遂げたフィリピン出身のスーパースターが、自分より10センチも背が高いジェフリー・マセブラを相手にどんなボクシングで勝負するのか、めちゃめちゃ興味深いですね。
ボクシングの定石から考えるなら、背の低いノニト・ドネアは背の高いジェフリー・マセブラのボディーを攻撃して、頭が下がったところへ自慢の強打を打ち込む作戦が理にかなっていると思います。
しかし、本人が認めているように、ノニト・ドネアは生粋の「ヘッド・ハンター」。つまり、顔面へパンチを打ち込むことでボクシングのリズムを作り、試合を組み立てていくタイプなんです。
加えて、ノニト・ドネアの性格を考えると、「たとえ10センチ背の高いマセブラを相手にしても、戦い方を大きく変えず、KOを狙って懐へ飛び込み、左フックを顔面に打ち込もうとするんじゃないかな？」と予想しています。
一方、ジェフリー・マセブラは左ジャブを連打しながら、懐の深さを生かして中間距離からパンチを打ち込むアウトボクシングで勝負してくると思います。ジェフリー・マセブラもノニト・ドネアと同じように、これまでの戦い方を変えずに勝負してくると予想しています。
管理人は、どちらもこれまでと戦い方を変えずに勝負すると予想しているので、「どちらのアドバンテージが相手のボクシングを封じ込めるか」という比較的わかりやすい展開になると思います。
ノニト・ドネアのアドバンテージはスピードと一撃の破壊力です。一方、ジェフリー・マセブラのアドバンテージは懐の深さです。「踏み込みの速さを生かして懐へ入ることができればドネア有利」「ポジションを変えながらパンチを出し続けて的を絞らせなければマセブラ有利」の構図が頭に浮かびます。
管理人は「マセブラは長身でリーチが長く、パンチも伸びてくるけど、ハンドスピードがあるわけじゃないから、ラウンドが進むにつれて、マセブラのパンチに慣れてきたドネアが踏み込むタイミングをつかみ、マセブラを守勢に追い込む展開になるんじゃないかな？」と予想しています。
ノニト・ドネアの特筆すべき点は、試合中に相手のボクシングを見極め、臨機応変に微調整を繰り返しながら、最後に仕留めてしまうことです。強打に目を奪われてしまいますが、「どうすれば勝てるのか」を分析しながら戦える能力こそ、最大の強みだと思います。
もしジェフリー・マセブラが一本調子のボクシングを続けていると、試合の流れは徐々にノニト・ドネアに傾くと思います。抜群の当て勘を誇るノニト・ドネアですから、たとえ10センチ背が高いボクサーと戦っても、相手のリズムさえつかめば、倒し切ってしまうでしょう。
ジェフリー・マセブラは接近しても離れても戦えるので、一本調子のボクシングを避け、積極的に手数で勝負するラウンドと徹底的にアウトボクシングをするラウンドを使い分けたいところです。そして、打ち終わりは常にポジションを変えたいですね。
スーパーバンタム級の完全制覇を目標に掲げる「フィリピンの閃光」ノニト・ドネア。第1弾の刺客、IBFチャンピオンのジェフリー・マセブラからベルトを奪取し、王座統一を果たすことができるでしょうか？今後のビッグマッチのカギを握るチャンピオン対決は間もなくゴングです。
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| キャリア | ノニト・ドネア |
| テレビ視聴 | 7月8日（日）UFC148のメインカード終了後にタイムリーオンエア。WOWOWエキサイトマッチ視聴の詳細は「WOWOW公式サイト |
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