ボブ・アラムのオファーでマルケス兄とレイモント・ピーターソンが対戦か?
3階級制覇を成し遂げ、メキシコで絶大な人気を誇るファン・マヌエル・マルケスと激戦区スーパーライト級の2本のベルトを持つレイモント・ピーターソンが6月14日に拳を交えるかもしれません。「The Ring Magazine」の公式サイトによると、トップランク社のプロモーター、ボブ・アラムがファン・マヌエル・マルケス対レイモント・ピーターソンの実現に向けてオファーを出したようです。
ファン・マヌエル・マルケスはマニー・パッキャオと3度の激闘を演じた「不屈のメキシカン」。2011年11月に行われたマニー・パッキャオとの第3戦できわどい判定負けを喫しましたが、「パッキャオの天敵」として改めて実力を証明しました。一時は第4戦もウワサされましたが、6月9日にマニー・パッキャオとティモシー・ブラッドリーが試合を行う予定のため、復帰戦の相手を探している状態でした。
一方のレイモント・ピーターソンはアミール・カーンに勝利して、WBA・IBF世界スーパーライト級タイトルを獲得した統一チャンピオン。アミール・カーン戦がきわどい判定決着だったので、こちらも再戦がウワサされていますが、ファン・マヌエル・マルケスとのビッグマッチを選ぶ可能性は十分にあると思います。
ファン・マヌエル・マルケスもレイモント・ピーターソンも好戦的なボクサーなので、もし試合が実現すれば、激しい打撃戦になる可能性が高そうですね。スーパーライト級チャンピオンのレイモント・ピーターソンがライト級チャンピオンのファン・マヌエル・マルケスを真っ向勝負で封じ込めることができるのか、熱いチャンピオン対決が頭に浮かびます。
ボブ・アラムによると、ファン・マヌエル・マルケス対レイモント・ピーターソンの勝者とマニー・パッキャオ対ティモシー・ブラッドリーの勝者が11月に対戦するプランもあるそうです。6月に行われる2試合は、将来のビッグマッチの行方を大きく左右する大一番になりそうですね。
ん?あれ?もしボブ・アラムのプランが実現すると、フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの「ドリームマッチ」は2012年までお預けということになっちゃいますね。フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの「ドリームマッチ」は夢のまま終わってしまうのでしょうか?どちらかが別のボクサーに敗れた後に実現するのはちょっと嫌だなあ。
ファン・マヌエル・マルケスの最近の試合
2011年11月 | ファン・マヌエル・マルケス対マニー・パッキャオ(第3戦) |
2011年07月 | ファン・マヌエル・マルケス対リカール・ラモス |
2010年11月 | ファン・マヌエル・マルケス対マイケル・カチディス |
2010年07月 | ファン・マヌエル・マルケス対ファン・ディアス |
2009年09月 | ファン・マヌエル・マルケス対フロイド・メイウェザー |
レイモント・ピーターソンの最近の主な試合
2011年12月 | レイモント・ピーターソン対アミール・カーン |
2010年12月 | レイモント・ピーターソン対ビクター・オルティス |
2009年12月 | レイモント・ピーターソン対ティモシー・ブラッドリー |