ボクシングファンに感動をプレゼントしてくれた2012年の名勝負トップ10
2012年も「ボクシングを満喫したなあ」と心から思える1年でした。ここ数年は、仕事と大掃除を終わらせた後、1年分のボクシングの試合観戦レビューを再チェックして、ボクシングファンのみんなでワイワイする年末が恒例になっています。
今年は「パッキャオがKO負けした瞬間は言葉が出なかったね」「スーパーバンタム級最強決定戦は本当に感動したよ。うちの嫁さんも泣いてたもん」「ダニー・ガルシアの出世のスピードは21世紀で最速じゃない?あ、ニックネーム通り」なんて話題で盛り上がりました。
隣に座っているグループが聞くと「なんだ、この闘魂を押し出した忘年会は!」と高確率で思われてしまいそうな雑談会です。そんな要注意の恒例行事で、最も盛り上がる話題が名勝負。盛り上がりすぎて、時間が高速で過ぎていく楽しいひと時です。
そんなこんなで、今年も「ボクサーの持ち味がどれだけ発揮されたか?」を基準に「2012年に観戦したボクシングの名勝負」をピックアップしてみました。「名勝負を10試合だけ選ぶって本当に難しいなあ」と実感した結果はこちらです。
ボクシングファンが選ぶ2012年の名勝負トップ10
管理人が選ぶ2012年の名勝負ナンバーワンは西岡利晃選手がノニト・ドネアとアメリカで激突した「スーパーバンタム級最強決定戦」でした。ドリームマッチを大興奮しながら観戦した2012年10月14日。ボクシングファンの夢が詰まった記念すべき1日、記念すべき名勝負でした。
第2位はマニー・パッキャオがファン・マヌエル・マルケスのカウンターに沈んだ禁断の第4戦。ボクシング界を背負い、走り続けてきたマニー・パッキャオのプライドに胸が熱くなった名勝負でした。
第6位のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア対セルヒオ・マルチネスの最終ラウンドは、2012年に観戦したボクシングの試合で最もハラハラドキドキしたラウンドでした。オスカー・デラホーヤ対アイク・クォーティーに並ぶドラマチックな最終ラウンド。大興奮の3分間でした。
2012年は「ボクシング界の世代交代が、ゆっくりだけど、着実に進んだなあ」と感じた1年でした。2013年は新旧交代が本格的に進みそうな雰囲気なので「新旧対決」をキーワードにした名勝負が生まれる1年になるかもしれませんね。2013年もたくさんの名勝負に出会えるとうれしいなあ。