世界中のボクシングファンが驚愕した衝撃のKOトップ10
ボクシングの華と言えば、KO(ノックアウト)。最も分かりやすい試合終了の合図で、世界中のボクシングファンが最も熱狂するエキサイティングなシーンです。初めてボクシングの試合を観戦する人も、どちらが勝って、どちらが負けたのか、一目瞭然ですよね。
一言で「KO」と言っても、その種類はたくさんあります。まずはパワーで相手をねじ伏せる豪快なKO。続いて、相手の動きを読みながらタイミング抜群のパンチを叩き込む華麗なKOも魅力的です。
そして、連打を浴びせて相手を防戦一方に追い込むラッシュ型のKO。ちなみに、ラッシュ型のKOは、レフェリーが防戦一方になったボクサーを守るため、試合をストップするケースが多く、TKO決着になることもよくあります。
あ、そうだ。一番好きなKOを忘れちゃうところでした。管理人が一番好きなKOは「タイミング抜群の強烈なパンチが急所に炸裂し、対戦相手が一撃でリングに崩れ落ちるKO」です。パワーとタイミングが融合した最も美しく最も破壊的なKOだと思います。
2011年も世界中のボクシングファンを熱狂させる、たくさんのKOシーンが生まれました。真剣勝負の舞台、しかも世界のトップボクサーが対決する試合だからこそ、KO決着は簡単ではなく、それゆえに誰もが待ち焦がれるシーンなんだと思います。
世界中のボクシングファンにエキサイティングな感動を届けるKOシーン。今年も「衝撃度」を重視してKOランキングをつけてみました。それでは、管理人が選んだ2011年の衝撃KOトップ10です。
2011年の衝撃KOトップ10
管理人が選んだ衝撃のKO第1位はフェルナンド・モンティエル対ノニト・ドネア戦で世界中のボクシングファンを震撼させたノニト・ドネアのKOでした。ノニト・ドネアの左フックでフェルナンド・モンティエルが崩れ落ちたシーンは、2012年の最も破壊的で、最も美しいノックダウンだったと思います。
後味が悪かったので、このランキングから除外しましたが、フェルナンド・モンティエル対ノニト・ドネア戦に負けないくらいの衝撃を与えたKOがあります。そのKOはフロイド・メイウェザー対ビクター・オルティス戦でみせたフロイド・メイウェザーのKOです。幅広く「衝撃」という意味をとらえるなら、一番ショッキングなKOかもしれませんね。
以前は、ヘビー級に代表される重量級はパワーでねじ伏せるKOが中心、中量級と軽量級はタイミングと連打のKOが中心と言われてきました。しかし、最近のKOシーンを見ると、KOに関する階級の格差はなくなってきている気がします。
最軽量級のミニマム級から最重量級のヘビー級まで、パワー、タイミング、連打で相手を打ち倒すボクサーがバランスよくトップ戦線に君臨し、各階級でボクシングファンそれぞれの好みのファイトスタイルとKOシーンを楽しめるようになりました。
時代と共に変わりゆくKOシーン。2012年は一体どんなKOが飛び出すのでしょうか?誰もが「ボクシングの華」と認めるKOが、世界中のボクシングファンに興奮と感動を届けてくれる2012年になりますように。応援するボクサーがKO勝ちすると、自分のことのように本当にうれしいですよね。