2014年ボクシング名勝負ナンバーワンは世界中のファンが熱狂した倒し倒されの大激闘
世界中のファンが熱狂した2014年のボクシング名勝負。2014年は、ダウンを奪い合う激闘が多い1年でした。2013年に比べて、人気ボクサー対決の数は少なかった気がしますが、驚くような大逆転、KOシーンが続出し、今もすぐに思い出すことができる名勝負がたくさんありました。
めっちゃ印象に残っている名勝負が、ルーカス・マティセ対ジョン・モリナ、オルランド・サリド対ターサック・ゴーキャットジム、ファン・マヌエル・ロペス対ダニエル・ポンセ・デ・レオンの再戦です。いずれもダウンの応酬で、とんでもない名勝負でした。しかも、最初にダウンを奪われたボクサーが逆転勝ちしているんですよ。まさに「手に汗にぎる大激闘」でした。
ルーカス・マティセ対ジョン・モリナの大熱戦をはじめ、世界中のボクシングファンが感動と興奮に包まれた至極の名勝負。今年も「熱狂」をキーワードに心に残った名勝負を選んでみました。ボクシングを愛する管理人が熱狂した「2014年ボクシング名勝負トップ10」はこちらです!
ボクシングファンが熱狂した2014年のボクシング名勝負トップ10
そんなこんなで、素人ファンが選ぶ2014年のボクシング名勝負ナンバーワンは、倒し倒されの大激闘で幕を閉じたルーカス・マティセ対ジョン・モリナでした。2度のダウンを奪われたルーカス・マティセが、3度のダウンを奪い返し、大逆転を飾った名勝負。執念の猛攻で再起戦に勝利したルーカス・マティセと決意の序盤勝負で大金星を狙ったジョン・モリナの両雄に特大の拍手です!
第2位のオルランド・サリド対ターサック・ゴーキャットジムは、ルーカス・マティセ対ジョン・モリナを上回る合計7度のダウンを奪い合う壮絶な我慢比べでした。立ち上がりに2度のダウンを奪われたオルランド・サリドが粘り強いボクシングで盛り返し、最後は芸術的なコンビネーションブローで逆転のKO勝利。どちらもフラフラになりながらパンチを出し続けた極限の名勝負でした!
第3位のファン・マヌエル・ロペス対ダニエル・ポンセ・デ・レオンは6年ぶりの再戦でした。初戦はファン・マヌエル・ロペスが衝撃の1ラウンドKO勝ち。再戦は、ダニエル・ポンセ・デ・レオンが先にダウンを奪う展開でスタートしました。しかし、ファン・マヌエル・ロペスが大逆転!2試合、合計3ラウンド。6年の歴史とドラマがギュッと凝縮された名勝負でした。
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