医師からアドバイスをもらうことも大切なロコモ予防

僕は、仕事の取材を通じて、医療やスポーツ医学の専門家の皆さんに出会う機会に恵まれたり、主治医に恵まれたり、理想的な医療環境を運良く手にすることができたラッキーな男です。

そんなわけで、風邪や体調不良のときは、無理のない範囲で頑張ってみて「こりゃ、自力で回復することは無理やな」と思ったら、すぐにお医者さんに相談することにしています。

ロコモの予防も同じで、自分で考えすぎたり、決めつけすぎたりせず、お医者さんに相談して、アドバイスをもらうことで、適切な改善策や予防策が見えてきます。

特に、高齢の皆さんは「年齢が年齢だから」「持病があるから」と言って、ロコモを放置してしまうケースが多いそうです。

でも、ロコモは放っておくと、悪化することはあっても、改善することはないんです。

ヒザや腰に痛みを感じたり、「ロコモかな？」と自覚症状に気が付いたりしたら、すぐにお医者さんに相談してみましょう。

自分や家族の判断だけで決めてしまうと、もしかすると、間違った方向へ進んでしまうかもしれません。

お医者さんなら「今は安静にして治療に専念する状態なのか、それとも、治療をしながら運動をして改善を目指せる状態なのか」を判断できます。

僕は、医学に関して言うと、専門性がとても高い分野なので、スペシャリストに任せることが最も安心だと思っています。

特に、ロコモは悪化してしまうと、介護が必要になり、家族みんなを巻き込んでしまいます。

不安や疑問を感じることがあれば、まずはお医者さんに相談して、正しい道を示してもらいましょう。

健康状態や病気やケガの症状によって、具体的な対策や治療法を教えてもらえるので、安心してロコモ対策や予防に取り組めますよ。